ホーム » 配信情報トップ » 投資 » 2017年6月30日の日経概況

2017年6月30日の日経概況

2017年6月30日の東京株式市場は反落しました。
終値は186円87銭(0.92%)安い2万0033円43銭でした。
米国市場でハイテク関連銘柄を中心に売りが進んだ流れを継いだ上に、
円安の動きは一服、112円台と円高に振れたことで
半導体関連・輸出関連銘柄に売りが進みました。
3週間ぶりに週ベースでの下落になりましたが、 
下値ではしっかり2万円キープして終わりました。
来週の見通しも含めて、本日も最後までしっかりお読みください。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【米国市場の動向】

前営業日の米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は大幅に反落して、
前営業日比167ドル58セント(0.8%)安の2万1287ドル03セント、
ナスダック総合株価指数も反落して、
前営業日比90.063ポイント(1.4%)安の6144.351で取引を終えました。

ダウ工業株30種平均は2週間ぶりの安値、
ナスダック総合株価指数は5月23日以来
ほぼ1カ月ぶりの安値で終わりました。

S&P500種株価指数の下落幅も
ナスダックに次ぐ(-0.86%)大きさで、
下ヒゲの長い中陰線を形成したのが気になる形です。

最近になって目紛しい展開をみせるハイテク関連銘柄に
再び売りが入ることで投資家心理に水を差しました。
一方、金融銘柄には期待が集まり、堅調な動きになりました。
金融・IT関連銘柄にも買いが入り、投資家心理が改善しました。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向:ファンダメンタル】
6月29日のCME日経平均先物は大幅に反落、
9月物は前日比235円安の1万9975円で引け、
29日の大取終値を235円下回りました。
節目となる2万円割れの数字が際立つ動きです。

SGX日経平均先物も大幅な売りスタート
日経平均先物9月物は前日の清算値比255円安の
1万9970円で始まりました。

日本市場は米国市場の反落、CME, SGXの動きを引き継ぎ、
3桁の下落スタート、194円67銭安の2万0025円63銭で寄り付きました。
下げ幅を200円以上に広げ、節目となる2万円を割り込むことで
投資家心理が悪化、一時、前日比271円ほど安い1万9948円まで下がり、
節目の2万円を割り込みました。

14時過ぎでも200円を超える下げ幅だった日経は
売り一巡後は買い戻しは少量で入り、
186円安で今週の取引を終えました。

月末で週末というタイミング的なアノマリーもあって、
利益確定の売りが入ったのも下落の要因になりましたが、
悲観するほどの動きではありません。

東証1部の売買代金は概算で2兆6024億円、
売買高は19億6897万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1409、
値上がりは490、変わらずは123でした。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の動向:テクニカル分析】

日経の日足は長い下ひげを持つ短陽線を形成しました。
始値は前日の終値より下放れしてスタート、
そのまま戻ることなく25日線の上で終わる、
新たな窓を形成しました。

5/31, 6/15の動きをみると、ここがトレンド転換のポイントになることが
読み取れますが、窓をあけて下げの圧力が強いことは
しばらくの調整も暗示する形になっています。

特に下値の支えになっていたボリンジャーバンドの+1σも
明確に下離れして一気にボリンジャーバンドが横ばいに転換したことは
強い調整の動きを示唆しますが、
一つの支えになる材料は形です。
25日線にまたがって下ヒゲ長くもどして、
2万円を終値で守った状態で引けたことは
短い時間に上方への転換も考えられる形です。

結論は、本日の形だけでは判断がつかず、
来週、7月相場が始まってからの動きによるということです。
調整が入る場合の下げの目処は
週足で見られる19500円付近の節目になるでしょう。

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

本日は週末と月末が重なる時の特徴をよく見せてくれる相場になりました。
月末の成績を決定するための売りや
週末の間にリスクを背負ったまま過ごしたくないポジション整理が
入ってくることで、下げ幅が拡大しました。

来週は上値の重い中、様子見を決め込む動きが強くなると予想されます。
様子見になる要因は2つ。
1. 米国市場の営業日が1日少ない
7/4は独立記念日で休場、日本市場もその影響で
週半ばで参考材料が減ることになります。

2. 週末の経済指標発表
金曜日は6月の雇用統計発表で、足元で失速を暗示する結果が目立ち始めた
米国の指標の中、円安を後押ししてくれる最も大きい指標であるため、
週後半に近づくと結果を見極めたい様子見が広がりやすいでしょう。

その他にも主要な経済指標の発表が揃っています。
3日は国内で6月調査日銀短観、米国のISM製造業景気指数
6日にISM非製造業景気指数、
7日に前述した雇用統計が発表されます。

結果がバラバラになる可能性があるので、
様子見のなかでもニュース一つ一つに敏感に反応、
材料の出た銘柄に買いが集中する
「物色と乱高下の相場」になる可能性が高いと言えます。

持ち合いである分、材料がでているか、モメンタムのついた銘柄に
さらに買いが集まるのが予想されるので、
鉄鋼、銀行業、輸送用機器などは引き続き注目です。

130円高でスタートした本日は年初来高値更新で、
寄り付き直後に2万266円まで進みましたが、
材料不足でそのあとは一貫して上昇幅を縮める動き。

いつの間にか半年が過ぎました。
2017年の目標達成、もう半分まできていてもおかしくないですね。
いかがでしょうか?
来週からは元気いっぱい、日本でお会いします。
良い週末を!

■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

【各市場の動き】

日経平均(円)
20,033.43    -186.87    -0.92%
NYダウ(ドル)
21,287.03    -167.58    -0.78%
ドル(円)
112.01-02    -0.49円高   -0.43%
ユーロ(円)
127.82-86    -0.73円高   -0.56%

お買い物カゴ