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2017年11月10日の日経概況

2017年11月10日の東京株式市場は3日続落しました。
終値は前営業日比187円29銭(0.82%)安の2万2681円42銭でした。
ここまでの相場がどれだけ強かったのかは、
本日の3日続落でもわかります。
3日続落は9/4-6以降、実に2ヶ月ぶりです。
高値圏でもさらに値を飛ばす展開が見られなくなり、
利益確定を急ぐ心理が動きはじめました。
来週もこの変調には気をつける必要があります。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は8日ぶりに反落しました 。
ダウ工業株30種平均は8日ぶりに反落して
前営業日比101ドル42セント(0.4%)安の2万3461ドル94セント、
ナスダック総合株価指数も反落して、
前営業日比39.065ポイント(0.6%)安の6750.053で取引を終えました。

S&P500指数を含めた3指標が揃って
最高値更新になった前日までの動きから
利益確定を急ぐ動きに変わったことで、
市場は下落を余儀なくされました。

また、前日に引き続き税制改革に対する不透明感が
市場に水をさす材料になりました。
税制改革はここまでの相場を牽引してきた材料の一つでもありましたが、
実際の影響範囲はどれくらいあるのか、
来週の動きを見ながら観察する必要がありそうです。

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【日本市場の動向】

日本市場は前日の大きな変動幅が示すように
投資家に動揺が広がり、利益確定を優先する動きになりました。
朝方大きく売りが先行してスタート、
さらに値段を下げる動きにつながりましたが、
午後に入ると日銀のETF買いへの期待も手伝い下げ渋り、
下げ幅を縮小させながら今週の取引を終えました。

米国の税制改革を巡り不透明感、中東情勢の変化による
地政学リスクなどが意識され、
投資家心理がピークを迎えて、ネガティブに傾きはじめています。

業種別では精密機器が本日も強い動きで、
日本の強さをアピールしているような流れです。
一方、天井圏を形成してなお上昇してきた建設業は
売られる展開になりました。

日経の日足は上下ひげを持つ短陽線を形成しました。
朝方は一目均衡表の転換線と、
短期のトレンドを表す5日移動平均線を割り込んでスタート、

午後に入って、下げ幅を縮めながら転換線を超えて引けたものの
5日移動平均線には高値でも触れることなく
割り込んだ状態で終わりました。

終値で5日移動平均線を下回るのは9/8以来
2ヶ月ぶりなので、この2ヶ月間の強い上昇を
本日で一息ついたとみることができます。

商いは10日連続の3兆円超え、
東証1部の売買代金は概算で3兆5894億円、
売買高は18億9046万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1357、
値上がりは596、変わらずは81銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

今週は前日の変動幅800円以上の動きが象徴するように
荒い動きになりました。
それでも週間の動きとして上昇、まだ強い地合いが続きます。

来週は一進一退の動きになることが予想されます。
日米ともに決算はピークを過ぎて個別の物色も選択幅が狭まってきています。
日本もピークを過ぎますが、「金融の一週間」といっていいほど
金融銘柄の決算発表がラッシュを迎えます。

11/13の月曜日にはみずほ、T&DHD、あおぞら、ソニーFHなど
14の火曜日は三井住友 FG、三菱UFJFG、日本郵政、かんぽ、ゆうちょ、
三住トラスト、 第一生命
そして17日の金曜日にSOMPOHD、東京海上、 MS&ADなどの保険祭りで、
金融銘柄の業績発表が無事に通過し、ポジティブな反応が得られるなら、
日本市場はさらに上昇に向かう可能性が高いでしょう。

変動性の高まる中、素直に好業績の銘柄を物色するのが
中・長期的には適切な戦略になりそうです。
よい週末を!

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【各市場の動き】

日経平均(円)    22,681.42    -187.29(-0.82%)
NYダウ       23,461.94    -101.42(-0.43%)
ドル・円      113.47 – 113.52   -0.04(-0.03%)
ユーロ・円     132.05 – 132.10   +0.32(0.24%)  

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