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2017年12月25日の日経概況

Merry Christmas!

2017年12月25日の東京株式市場は小幅に反発しました。
終値は前営業日比36円42銭(0.16%)高の2万2939円18銭でした。
米国市場が3連休で参加者が少ない中、反落したことで
方向感ない動きに終始しましたが方向性は上です。
朝方の注文では外国人の注文がほとんどみられなかったということで、
大納会に近づく様子を鮮明に映し出しています。
明日の経済指標結果がチェックポイントになる中、
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は小幅に反落しました。
ダウ工業株30種平均は反落して
前営業日比28ドル23セント(0.1%)安の2万4754ドル06セント、
ナスダック総合株価指数も反落して、
前営業日比5.401ポイント(0.1%)安の6959.960で取引を終えました。

両方とも0.1%以内の動きで、方向感はなく
利益確定が優先される流れになりました。
3連休が入っていることで、参加者が少なく、
税制改革への期待からくる本格的な買いは年明けになると予想されます。

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【日本市場の動向】

日本市場も米国市場同様、参加者が少なく
さらに外国人が連休に入っていることで、
買い上がる動機を探すのは難しい状況でした。

先週末の終値より7円高く始まったものの
方向感を掴むのは難しく、
終値を挟んでの攻防が続きました。
それでも、堅調な企業業績を背景に
買いが単発的に入ることで2週間ぶりに年初来高値を更新しました。

米国の経済指標は注目度の高いものが少ない中、
今週は明日から内部の材料が注目されます。
全般的な動きは22,500-23,000円を挟んでの攻防で
終始すると予想します。

上昇していた銀行株は国内の長期金利低下を背景に売られ、
個別銘柄では22日の連結決算結果を受けて
ニトリHDが大きく下落しました。

日経の日足は下ひげを持つ短陽線ですが、
実態が小さく、十字架に近い形を形成しました。
形では安値と高値を切り上げて、上昇の形になりましたが
大きな上昇を期待させるような方にはなっていません。

年内は現在の持ち合い範囲を保ったまま
引けになるかが注目のポイントです。

商いはさらに薄くなって2兆円台を割れました。
東証1部の売買代金は概算で1兆5458億円、
売買高は10億5644万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は889、
値下がりは1073、変わらずは102でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

今年、予想以上の上昇で歴史に残る動きをみせた
日経は最終週を迎えました。
先週は「掉尾の一振」という言葉について話しましたが、
本日の動きだけでは期待薄かも知れません。

一方、米国市場の参加者が少なく、反落する動きになる中でも
下値を保ってくれたことは評価できるでしょう。
26日の明日は朝方の8:30に11月有効求人倍率、
11月完全失業率、11月家計調査、
11月消費者物価指数(CPI)など
家計と個人消費の動向を把握する主要な指標が発表されます。

明日が今年最後の山場を迎えますが、
経済指標が堅調な結果が出る場合は
「掉尾の一振」と、来年への好調ぶりに期待を持たせてくれる
材料になるのではないでしょうか。

それでも今週に入って新たに大量の新規ポジションを入れるような
無謀な投資は控えた方がいいですね。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
22,939.18 +36.42(0.16%)
NYダウ
24,754.06 -28.23(-0.11%)
ドル・円
113.28 – 113.29 -0.12(-0.10%)
ユーロ・円
134.29 – 134.33 -0.11(-0.08%)

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