2017年12月26日の東京株式市場は小幅に反発しました。
終値は前営業日比46円49銭(0.2%)安の2万2892円69銭でした。
米国市場はクリスマス連休で取引なし、
日本市場は内部の材料だけでしたが、
年内最終売買日(受け渡しベース)だったため、
利益確定やポジションの成績を確定する動きが優先されました。
全体的な動きよりは個別の材料に頼る相場で、
年内は大きな動きなしに終わりそうな雰囲気です。
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場はクリスマス連休で休場でした。
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【日本市場の動向】
日本市場は横ばいの動きを続けました。
米国市場が休場の中、受け渡しベースでは年内最終日となったため、
利益確定が優先されました。
ただし、JTなど、12月権利確定の銘柄が買われ
下値は限定的でした。
朝方の経済指標結果が注目されましたが、
上昇を牽引するよりは下値を支える要因となりました。
朝方発表され雇用状況はさらに改善
11月の完全失業率(季節調整値)は2.7%と、24年ぶりの低さ、
完全失業者は178万人で1年前から19万人減少、
1994年12月以来の少なさでした。
有効求人倍率はさらに歴史的な水準で1.56倍、
1974年1月以来43年10カ月ぶりの高水準でした。
雇用水準の高さに比べると給与所得が増えない現状ですが、
2018年からは反映されることでしょう。
日経の日足は上下ひげを持つ短陰線を形成しました。
安値付近はボリンジャーバンドの+1σが意識され、
上値は前日の高値付近で止まりました。
テクニカル上の形ではわずかな上昇になっていますが、
全体的な動きは持ち合いを続けています。
年末まではこの形になりやすいですが、
下値が保たれることさえ確認できれば、
年明け後の流れには期待できるでしょう。
商いはさらに薄くなって2兆円台を割れました。
東証1部の売買代金は概算で1兆5458億円、
売買高は10億5644万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は889、
値下がりは1073、変わらずは102でした。
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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
朝方の経済指標をみると、いいなとついこぼしてしまうような
結果が並んでいます。
11月の完全失業率は2.7%と、24年ぶりの低さ、
4.5%が完全雇用とされるので、
完全雇用を通り越して、人手不足状態です。
有効求人倍率は1.56倍で、43年10カ月ぶりの高水準、
高度成長期の値すら超えています。
絶好の売り手市場ですね。
(平成生まれの就活生が羨ましいですね。
筆者は就職氷河期と呼ばれる時代で悪戦苦闘していました。
あ、愚痴ではありませんよ)
これから年末にかけては来年の展望と
投資戦略を少しずつしていきましょう。
本日はまず大局的な話から。
日本市場は2017年9月8日を底にしてから大きく上昇しています。
偶然ですが、9月7日の概況の中で
日本株は「そもそも買い」と宣言していました。
http://www.tbladvisory.com/topics/20170907nikkei/
その後のチャートをみると、9月を境に見事に上昇しています。
2018年も日本株は相変わらず「買い」と判断しています。
その理由と続きは、、、、、
また明日。
2018年はより多くの情報を動画で配信して行きます。
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【各市場の動き】
日経平均(円)
22,892.69 -46.49(-0.20%)
NYダウ
24,754.06 -28.23(-0.11%)
ドル・円
113.29 – 113.34 +0.05(0.04%)
ユーロ・円
134.46 – 134.50 -0.02(-0.01%)