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2018年5月23日の日経概況

2018年5月23日の東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は前営業日比270円60銭(1.18%)安の2万2689円74銭でした。
米朝首脳会談の中止可能性が引き続きリスク要因として意識され、
米国株に売りが出た結果、日本市場に波及しました。
為替市場では円安基調が止まり、本日のFOMC議事録公開によっては
米国長期金利の上昇、株安へと波及する可能性もあります。
不安定さが増してきた市場、
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反落して
前営業日比178ドル88セント(0.7%)安の2万4834ドル41セント、
ナスダック総合株価指数も反落して
前営業日比15.581ポイント(0.2%)安の7378.455で取引を終えました。

前日は米中貿易摩擦の懸念が後退したことが好感され
上げ幅を広げましたが、本日はその反動で
利益確定が出やすくなっていました。

また、米朝首脳会談に対して先行きが不透明になってきたことで
地政学リスクが改めて意識され、
株式市場には買い手不在の状態が広がりました。

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【日本市場の動向】

日本市場は前日に引き続き、不透明さが増してきた
米朝首脳会談がらみのリスクで、
下げ幅を拡大しました。

朝方大きな下げを記録した後は午後に入ってから
安値圏で持ち合う展開、下げ幅を縮小させる動きは
あまり見られず、押し目買いもはいらなかったことを意味します。

個別の材料に敏感に反応し、材料が出たと思われる銘柄には
ストップ高かストップ安か、極端な動きが主な流れでした。
本日注目されるのはFOMC5月開催分の議事録公開です。

米国の金利上昇を誘う内容の場合は米国株安が進み、
地合いの不安定な日本市場にはダメージが大きくなります。

日経の日足は上下ひげを持つ中陰線を形成しました。
実体が前日の日足から下離れしてギャップを形成、
ボリンジャーバンドの+1σを終値で割って入ってきたので、
バンドウォークは本日で終了しました。

前回のバンドウォークは2017/9/12から11/13までの2ヶ月間、
終了した後は1.5ヶ月ほどを横ばいで持ち合った後、
今年の1月天井を形成しに行きました。

同じパターンを繰り返すなら、7月初旬までは持ち合い、
その後上昇することになりますが、
7月中旬から8月以降は夏バテ相場で、
そこまでのエネルギーがあるのか、
またファンダメンタルが応援してくれるかは不透明です。

商いは売りを中心とした取引で増加して、
東証1部の売買代金は2兆5421億円、
売買高は14億8761万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1182、
値上がりは800、変わらずは101銘柄でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

前日のテクニカル分析では
「上昇継続に変更はありませんが、
変動幅が非常に小さく、迷いが強いので、
一回調整を入れる可能性が高くなりました。」と解説、
一回調整を入れてきたのは間違いありませんでした。

懸念されるのは「上昇継続」の部分です。
何を考えているかわからない米国のあの人と
北朝鮮のあの人が神経質な展開を見せているので、
先行きの不透明感は高まる一方です。

しかし前日も伝えた通り、今まで何十回も繰り返されたことなので、
ある意味想定内と言えば、想定内でしょう。
しばらくの調整は入りそうなので、
上昇幅を広げてきたセクターで、下げ余地のある分野に
空売りを入れることでポートフォリオを変更してみましょう。

上昇の後、下げ余地のあるセクターとしては
卸売業、小売業、不動産などがあげられます。
ただし、短期の戦略と割り切ってください。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  22,960.34 -42.03(-0.18%)
NYダウ(休場)
  25,013.29 +298.20(1.20%)
ドル・円
  111.09 – 111.10 -0.26(-0.23%)
ユーロ・円
  131.17 – 131.22 +0.61(0.46%)

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