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2019年12月26日の日経概況

2019年12月26日の東京株式市場は反発しました。
終値は前営業日比142円05銭(0.60%)高の2万3924円92銭でした。
米国市場が休場で、材料不足による持ち合い相場が予想されましたが
意外な強さで3桁の上昇をみせました。
大納会2営業日を残して、注目の業種が動き出したので
少しずつ仕込みを入れておいてもいいタイミングです。
本日も最後までしっかりお読みください。

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【米国市場の動向】

米国市場はクリスマスの祝日のため全市場が休場でした。

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【日本市場の動向】

日本市場は前日までの方向感なしの相場から一変、
幅のある上昇をしました。
直近の冴えない動きから、来年への期待を込めた
買いが一部入りましたが、
やはり積極的な取引は見られず、
上昇幅は限られました。

5G、半導体関連への期待から
東京エレクトロン、村田製作所、太陽誘電などの
精密機器、部品メーカに買いが入りました。

商いは7年ぶりの低水準を記録した前日よりは増えて、
東証1部の売買代金は概算で1兆3571億円、
売買高は8億2186万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1657、
値下がりは412、変わらずは92銘柄でした。

日経の日足は短い下ヒゲを持つ陽線を形成しました。
12/17を頂点にした前日までの調整から
トレンド転換が成立しました。

明日は本日の高値を超えるか、再び下がるかによって
24,000円を目指すか調整継続になるかが決まります。
大納会までの時間は残り少ないですが、
24,000円に接近、または終値で少しでも超えて終えることが
できるようなら、新年に向かっての期待がかかることになります。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

久しぶりにみる気持ちいい陽線でした。
ただし、上昇率1位は大きな材料の見当たらない海運業で
円高傾向にも関わらず輸出関連業種が上位を占めることから、
特定の傾向を持った流れではなく
一度引き揚げた資金を再度入れておく再投資の動きだと推測されます。

テクニカル分析でも触れたように
方向感のない中でも、大きく崩れることはなかったので、
明日と大納会の2日間で24,000円に接近、
または終値で超えて終えれば、
投資家心理は強い方向に傾いて新年を迎えることができるでしょう。

動きがある銘柄を見ると
5G、半導体関連が目立つので、ある程度は
こちらの分野に仕込みを入れておいてもいいでしょう。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
23,924.92 +142.05(0.60%)
ドル・円
109.55 – 109.56 +0.23(0.21%) 26日 16:54
ユーロ・円
121.47 – 121.52 +0.25(0.20%) 26日 16:54
ユーロ・ドル
1.1090 – 1.1093 +0.0006(0.05%)
NYダウ工業株30種(ドル) 休場で変更なし
28,515.45 -36.08(-0.12%)
S&P500種 休場で変更なし
3,223.38 -0.63(-0.01%)
ナスダック 休場で変更なし
8,952.884 +7.235(0.08%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/

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