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2020年4月14日の日経概況

2020年4月14日の東京株式市場は大幅に反発しました。
終値は前営業日比595円41銭(3.13%)高の1万9638円81銭でした。
米国市場はまちまちな動きになりましたが、
ナスダックが3日続伸したことを手掛かり材料に
日本市場は3桁の上昇でスタートしました。
400円台の上昇で午前を終えてから午後から値嵩株を中心に
一段高、600円以上の上昇幅まで見せました。
本日も最後までしっかりお読み下さい。
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【米国市場の動向】

米国市場は反落しました。
ダウ工業株30種平均は反落して、
前営業日比328ドル60セント(1.4%)安の2万3390ドル77セント、
ナスダック総合株価指数は3日続伸して
前営業日比38.850ポイント(0.5%)高の8192.425で取引を終えました。

ダウは先週の上げ幅が2,666ドルに達し、
利益確定の売りが出やすいタイミングにありました。
1~3月期の業績予想は前年同期比-10%の減益との
発表で業績への下振れ懸念による売りで、
下げ幅が600ドルを超える場面もありました。

ナスダックは在宅勤務、自宅待機で
恩恵を受けると予想される一部の銘柄が
大きく上昇したことで指数も押上されました。

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【日本市場の動向】

日本市場は新型コロナウィルスの感染者数が
減少しない中でも、
米国の方が事態の収拾に向けた計画を示すとの期待で
買いが広がりました。

新たな悪材料が出てないことから
前日大きく下げた分に対する
自律反発も入り、上げ幅が大きくなり
19,700円台に乗せる場面もありました。

建設、空運業以外の31業種が上昇、
ナスダック市場の上昇を受け、
アドテスト、東京エレクトロンなどの半導体関連が大きく上昇、
業種的には小売業が大きく上げました。

日経の日足は短い上下ひげをもつ
中陽線を形成しました。
前日は調整に入る流れになりましたが、
やはり底値は硬く、
1回上に振れる形になりました。

しかしこれも上昇に戻ったと言う確信は持てず
本日の高値を抜けてしっかり陽線を作ることによって
2万円への挑戦をすることになります。

下値が硬い状態で上下変動すると言うのは
既に先週末から予想したことなので、
慌てる事はないでしょう。
上昇継続になる場合は2万円が1回抵抗になる事は
容易に予想できるので注意が必要です。

商いは2兆円を回復、
東証1部の売買代金は概算で2兆2679億円、
売買高は13億689万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1649、
値下がり銘柄数は465、変わらずは55でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

強い動きになり前日の下げ分を埋めました。
ダウ指数がマイナスになりましたが、
ナスダックの上げを材料に値がさ株を中心にして
上昇幅は500円を超えました

3月25日の戻り高値に当たる19564円を上回ってきたので、
暴落局面は抜け出して
落ち着きに入ってきたと見ていいでしょう。

大型株が買われ始めると同時に、
マザーズ指数がしっかり上げているので
資金の循環も良い方向に回り始めています。

自宅待機、在宅勤務が広がることによって
5Gへの関心はますます高くなっていますので、
これからの回復期に物色の目を向けていいでしょう。
戦略銘柄でも5G関連を取り上げて解説しているので、
じっくり読み込んで、学習に活用してください。

ただし本格的に決算発表が進み、
数字によって一喜一憂する時間と言うものは
必ず挟んでくるので、
むやみにポジションを増やすことには
慎重になってください。

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【各市場の動き】
日経平均(円)
19,638.81 +595.41(3.13%)
ドル・円
107.39 – 107.40 -0.49(-0.45%)
ユーロ・円
117.49 – 117.53 -0.60(-0.50%)
ユーロ・ドル
1.0943 – 1.0946 -0.0003(-0.02%)
NYダウ工業株30種(ドル)
23,390.77 -328.60(-1.38%)
S&P500種
2,761.63 -28.19(-1.01%)
ナスダック
8,192.425 +38.850(0.47%)

ジョン・シュウギョウにより毎日更新される日経概況のバックナンバーは
TBLのホームページでご覧頂けます。

http://www.tbladvisory.com/topics/

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