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2024年9月3日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2024年9月3日の東京株式市場は小幅に反落しました。終値は前日比14円56銭(0.04%)安の3万8616円31銭で取引を終えました。前日の高値が抵抗にあって、下げの準備に入る形になりました。

米国市場が休場で材料が不足する中、半導体株の変動性が高まったことが市場に不安材料となりました。朝方は高くスタート、上昇が目立ちましたが、勢いは長く続かず、下げに転じました。39,000円を回復した達成感に加え、米国市場で不安定な動きを見せるハイテク関連などを背景に半導体関連が乱高下したことが市場を混乱させました。

||米国市場は休場

米国市場はレーバーデーで休場でした。

【 今後の投資戦略】

月曜日の動きで目立つのは、一時的ではありますが、39,000円を突破して39,080円まで進んだことです。これで日本市場に再び「4万円」という希望をもたらすかと思われたときに、米国市場は休みに入り材料不足に。

本日の動きは不安定な動きを象徴するようなもので、1回レジスタンスに会い、調整入りを示唆する形となりました。今夜の米国市場に左右されるものではありますが、米国市場も高値圏から調整入りを示唆する動きになる場合、明日の日本市場も調整がさらに進む流れとなるでしょう。週末の週間展望で伝えた通り、半導体関連・ハイテク関連が集中しているS&P500、ナスダック指数は変調になりやすいので、日本市場でも影響を受けやすい半導体関連には十分ご注意ください。短期トレードを専門にする場合は、一時的な空売り戦略がいいでしょう。

VIXが落ち着くのはいいけど、「落ち着き過ぎ」には注意が必要!

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 38,686.31 -14.56(-0.04%)
TOPIX 2,727.32 +11.33(0.42%)
為替(日本時間 15:00)
ドル・円 146.30 - 146.32 -0.17(-0.11%)
ユーロ・円 161.76 - 161.81 -0.33(-0.20%)
ユーロ・ドル 1.1058 - 1.1060 -0.0008(-0.07%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
S&P500種
ナスダック
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 0.920 +0.015
米10年国債(%)
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