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2024年12月26日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2024年12月26日の東京株式市場は続伸しました。終値は前日比437円63銭(1.12%)高の3万9568円06銭で取引を終えました。前日出ていたトヨタ関連の材料が引き続き好感され大きく続伸したことや、先物への買いが市場を押し上げました。

外国人の参加が少なく取引が活発になる材料に不足する中、米国市場も休場だったことが加わり、スタートは小幅な動きでした。12月の権利落ちを狙った売買も活発に行われ、39,500円台を固めに入りました。

日経よりもTOPIXの上昇勢いが強い

||米国市場は休場

前日の米株式市場はクリスマス休場でした

【 今後の投資戦略】

前日の心配は余計なことだったようです。材料が少ないので上がる動きには限度があり、39,000円をキープできるかというのがポイントだと伝えました。しかし、いい意味で見事に裏切ってくれて500円近い上昇幅を見せてくれました。

盛り上がりの材料になったのは自動車セクターでしょう。ROE自己資本利益率)を現状の2倍の20%とする経営目標を掲げるとして2日連続の大躍進となったトヨタ、経営統合でさらに大きく上昇している日産、ホンダ。日本の市場を最終的に救ってくれるのは結局は自動車なのかといわんばかりの活況ぶりです。年末までの相場を主導するのは間違いありませんが、明日は利益を確定する動きが一回出てくるタイミングなので、ご注意を。

今更この3銘柄を買いましょうと言う推薦をしても、あまりにも能がないので、その周辺の銘柄に物色の目を向けるようにアドバイスするのが良いでしょう。例えば、日産向けの車体で8割を占めるユニプレス<5949>は、テクニカル的にも底値を抜け出したばかりなので、面白くなるのではないでしょうか。また、ホンダ直系の排気系、駆動系部品メーカーであるユタカ技研<7229>もさりげなく動き出したので注目してみてよいです。

自動車関連では目覚める銘柄が増えてくる

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 39,568.06 +437.63(1.12%)
TOPIX 2,766.78 +32.92(1.20%)
為替(日本時間 16:00)
ドル・円 157.37 - 157.38 +0.37(0.23%)
ユーロ・円 163.68 - 163.69 +0.23(0.14%)
ユーロ・ドル 1.0399 - 1.0401 +0.0006(0.05%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル)
S&P500種
ナスダック
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 1.085 +0.020
米10年国債(%)
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