【市場の総括】
2025年3月19日の東京株式市場は4営業日ぶりに反落しました。終値は前日比93円54銭(0.25%)安の3万7751円88銭で取引を終えました。FOMCへの警戒から様子見ムードが強く、方向感に欠ける展開となりました。
FOMCより1日早く発表された日銀金融政策決定会合の結果は、市場の予想通り0.5%の現状維持。発表された瞬間には先物が主導する形で250円を超える上昇もありましたが、大きなサプライズがなかったことで上げ幅を縮小しました。
||米国市場は反落
前日の米株式市場は3営業日ぶりに反落し、前日比260ドル32セント(0.62%)安の4万1581ドル31セント、ナスダックは3営業日ぶりに反落し、前日比304.547ポイント(1.71%)安の1万7504.117、S&P500種も反落し、前日比60.46ポイント(1.06%)安の5,614.66で取引を終えました。
先週は2000ドルを超える下げ、週明けからは2営業日で1000ドル以上を上げてきた動きから、FOMCを前にして持ち高を調整する売りが優勢でした。今回も政策金利は据え置きになる見通しですが、パウエル議長の会見で市場を刺激するような発言が出ることへの警戒心から、ダウの下げ幅は一時400ドルを超えました。
【 今後の投資戦略】
市場の変動性が少しは和らいだようです。これを再び増幅させるのはパウエル議長の記者会見発言内容でしょう。指数の終値では下げていますが、業種別の動きを見ると27業種が上昇、下落したのは6業種に過ぎません。上昇の上位を占めているのはディフェンシブと輸出関連が混在しています。この分布だけを見ると、市場は検討にあげているように見えますが、それは一種の錯覚を引き起こします。
主要なイベントの後は逆に動くことも考えられます。イベントに備えて広く薄く買いをいれているけど、結果によっては一斉に売りに回り、下げが加速することも考えられます。逆に跳ね上がるとここまでの推しが強かったトヨタ、ホンダなどの自動車関連は動きが活発になる可能性があるので、今から注目しておいていいでしょう。

【各市場の動き】
株式指標 | ||
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日経平均(円) | 37,751.88 | -93.54(-0.25%) |
TOPIX | 2,795.96 | +0.61(0.05%) |
為替(日本時間 17:00) | ||
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ドル・円 | 149.20 - 149.22 | -0.63(-0.42%) |
ユーロ・円 | 162.38 - 162.41 | -1.45(-0.88%) |
ユーロ・ドル | 1.0880 - 1.0882 | -0.0054(-0.49%) |
海外株式 | ||
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NYダウ工業株30種(ドル) | 41,581.31 | -260.32(-0.62%) |
S&P500種 | 5,614.66 | -60.46(-1.06%) |
ナスダック | 17,504.117 | -304.547(-1.71%) |
債券・金利 | ||
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長期(10年)国債金利(%) | 1.515 | +0.015 |
米10年国債(%) | 4.277 | -0.033 |