【市場の総括】
2025年3月25日の東京株式市場は4営業日ぶりに反発しました。終値は前日比172円05銭(0.46%)高の3万7780円54銭で取引を終えました。前日の米国市場が大きく上昇したことを背景に買いが先行しましたが、38,000円代が意識されて上げ幅を縮小して終わりました。
直近では下げが目立っていた半導体関連が買われたほか、円安が進行したことを受けて、自動車などの輸出関連株が買われ上げ幅を500円に伸ばす場面もありました。関税政策に対する不安はまだ強く、38,000円台に載せた後は早速利益確定が進み、あげ幅を大きく減らして終わりました。
||米国市場は大幅に上昇
前日の米株式市場は続伸し、前週末比597ドル97セント(1.42%)高の4万2583ドル32セント、ナスダックは続伸し、前週末比404.542ポイント(2.27%)高の1万8188.593、S&P500種も続伸し、前日比100.01ポイント(1.76%)安の5,767.57で取引を終えました。
関税に対する警戒心が後退、主力株を中心に幅広い銘柄に買いが広がりました。相互関税について対象国が絞り込まれる可能性があると報じられたことを好感して買いがはいりました。ダウの上昇幅は650ドルを超える場面もありましたが、上げ幅を縮小して引けました。
【 今後の投資戦略】
日経は大きく上昇するようにみえましたが、テクニカル的に意識される価格まで進むと大きく利益確定が出て、陰線を形成しておわりました。今の上昇が強くて本物なのか?テクニカル的に買われているだけなのか?その判断に役立つデータの一つが投資主体別売買動向です。また、その動向で気になる現象があったので、一緒に考察してみましょう。注目するのは外国人の売買動向です。

外国人の売買動向は4週連続の売越を記録、先週はその量も目立つ分量で、昨年9月2週目以降の売越額に相当します。外国人部門の売り越しが続く時は、日経の反発が中々みられないのはよく観察されることです。まだ安心して買いを増やす場面ではありません。またテクニカル的にも節目が意識されるところで高値が止まったので、引き続き下げ始める時は注意が必要です。
注意点を考慮しても底打ちが近くて上昇を狙うなら、ボトム入りのサインを出した精密機器業種は銘柄探しの土台になりえます。例えば、日本MDM(7600)、シグマ光機(7713)などがいい例でしょう。

【各市場の動き】
株式指標 | ||
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日経平均(円) | 37,780.54 | +172.05(0.46%) |
TOPIX | 2,797.52 | +6.64(0.24%) |
為替(日本時間 16:00) | ||
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ドル・円 | 150.51 - 150.52 | +0.88(0.58%) |
ユーロ・円 | 162.49 - 162.51 | +0.30(0.18%) |
ユーロ・ドル | 1.0795 - 1.0796 | -0.0044(-0.40%) |
海外株式 | ||
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NYダウ工業株30種(ドル) | 42,583.32 | +597.97(1.42%) |
S&P500種 | 5,767.57 | +100.01(1.76%) |
ナスダック | 18,188.593 | +404.542(2.27%) |
債券・金利 | ||
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長期(10年)国債金利(%) | 1.575 | +0.035 |
米10年国債(%) | 4.345 | +0.089 |