【市場の総括】
2025年4月2日の東京株式市場は続伸しました。終値は前日比101円39銭(0.28%)高の3万5725円87銭で取引を終えました。基本的な動きは様子見で業種別の選別が進みました。
米国のハイテク株高を受け、半導体関連が上昇しました。一方、日銀の追加利上げに着目した買いが入って上昇を続けてきた銀行株には利益確定が進み、下落が続きました。それを反映して日経はマイナスに沈む場面もあるなど、様子見ムードが強くなりました。
||米国市場は小幅に反落
前日の米株式市場は小幅に反落し、前日比11ドル80セント(0.02%)安の4万1989ドル96セント、ナスダックは5営業日ぶりに反発し、前日比150.604ポイント(0.87%)高の1万7449.891、S&P500種は続伸し、前日比21.22ポイント(0.37%)安の5,633.07で取引を終えました。
軟調な経済指標が市場を圧迫しました。1日に発表されたの3月ISM製造業景況感指数は市場予想を下回る49.0、景気後退の懸念を高め、売りが進みました。一方、ハイテック関連の割りやすさに着目した資金がシフトし、5営業日ぶりに反発しました。
【 今後の投資戦略】
3日の朝5時くらいに予定されているトランプ氏の演説内容を世界が注目している。その結果、大胆に買うことも、大きくショート(空売り)を入れることもできない状況が続いてます。これが市場の現状で、その日限りの話題で業種が選別される動きがみられます。本日目立ったのはやはり銀行株でしょう。
追加利上げ期待であげてきましたが、ここは一回冷静になって見直すことが必要。物価高が続くので利上げを通じて沈静化するというのが普通の理論ですが、そもそも物価高のみが続き、個人消費がついていけなくなり、景気後退に突入、つまりスタグフレーションの可能性だってあるわけです。その場合は利上げについても見直しが必要なので、むやみに銀行株を選択するのは戦略として見直すタイミングに来ています。
3日の未明以降はトレンドが出やすくなるので、ここまで押されてきた景気敏感株にはむしろチャンスが騰落すると予想されます。

【各市場の動き】
株式指標 | ||
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日経平均(円) | 35,725.87 | +101.39(0.28%) |
TOPIX | 2,650.29 | -11.44(-0.43%) |
為替(日本時間 16:00) | ||
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ドル・円 | 149.78 - 149.79 | +0.16(0.10%) |
ユーロ・円 | 161.60 - 161.62 | ±0.00(0.00%) |
ユーロ・ドル | 1.0788 - 1.0790 | -0.0012(-0.11%) |
海外株式 | ||
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NYダウ工業株30種(ドル) | 41,989.96 | -11.80(-0.02%) |
S&P500種 | 5,633.07 | +21.22(0.37%) |
ナスダック | 17,449.891 | +150.604(0.87%) |
債券・金利 | ||
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長期(10年)国債金利(%) | 1.470 | -0.030 |
米10年国債(%) | 4.173 | -0.035 |