【市場の総括】
2025年10月3日の東京株式市場は大幅続伸しました。終値は前日比832円77銭(1.85%)高の4万5769円50銭で取引を終えました。約1週間ぶりに終値の史上最高値を更新しました。
TOPIXは41.77ポイント高(+1.35%)の3,129.17ポイント、グロース250指数は16.05ポイント高(+2.24%)の731.14ポイントと5営業日ぶりに大幅反発となりました。米株高の流れを受けて朝から買い優勢で始まり、AI半導体株やOpenAI提携報道の日立が急伸、東京エレクトロンなど値がさハイテクや電力株も堅調でした。
||米国市場は3指数揃って上昇
前日の米株式市場は5日続伸し、前日比78ドル62セント(0.16%)高の4万6519ドル72セント、ナスダックは5日続伸し、前日比88.894ポイント(0.39%)高の2万2844.051、S&P500種も5日続伸し、前日比4.15ポイント(0.06%)高の6715.35で取引を終えました。
主要3指数が揃って終値ベースで最高値を更新しました。米国債利回りの低下やAI・半導体ブームの継続が市場の追い風となり、ハイテク・半導体株が大きく上昇する一方、エネルギーや金融、素材セクターの動きは限定的でした。政府機関閉鎖の影響は限定的でしたが、経済指標(ADP雇用者数)が予想を下回ったことから利下げ観測も相場の下支えとなっています。
【 今後の投資戦略】
日米揃って最高値を更新した週末。みなさんの投資成績はいかがでしょうか?意外とこの波に乗れてないという人が多いのではないでしょうか?また日本には総裁選という独自の材料もあり、一方的に買っていくという行動もとりずらかったのが事実です。つまり、のれてないのは自分だけではないので、失望する必要はありません。
総裁選の結果によって新たな動きが見られる上に、今後は企業決算や経済統計次第で動きが分かれそうです。週末はむしろ一方引いて観望するのがよいでしょう。現在の市場を動かしているのは日立の例で見られるようにOpenAI、NvidiaなどAI関連です。注目の的から外さないのがよいでしょう。
【各市場の動き】
株式指標 | ||
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日経平均(円) | 45,769.50 | +832.77(1.85%) |
TOPIX | 3,129.17 | +41.77(1.35%) |
為替(日本時間 16:00) | ||
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ドル・円 | 147.58 - 147.59 | +0.51(0.34%) |
ユーロ・円 | 172.98 - 172.99 | +0.17(0.09%) |
ユーロ・ドル | 1.1719 - 1.1721 | -0.0031(-0.26%) |
海外株式 | ||
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NYダウ工業株30種(ドル) | 46,519.72 | +78.62(0.16%) |
S&P500種 | 6,715.35 | +4.15(0.06%) |
ナスダック | 22,844.051 | +88.894(0.39%) |
債券・金利 | ||
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長期(10年)国債金利(%) | 1.660 | -0.010 |
米10年国債(%) | 4.084 | -0.017 |