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2026年1月8日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2026年1月8日の東京株式市場は続落しました。終値は前日比844円72銭(1.63%)安の5万1117円26銭で取引を終えました。TOPIX指数は3,484.34で27.00ポイント(0.77%)の下げ。東証グロース市場250指数は917.92で、11.90ポイント(1.31%)の上昇を記録し、新興市場との乖離が鮮明となっています。

日中関係の悪化に伴うレアアース供給懸念と、依然として改善しない実質賃金を背景とした内需株の売却圧力が重石となり、続落で幕を閉じました。

||米国市場はまちまちな動き

7日の米株式市場は4営業日ぶりに反落し、終値は前日比466ドル00セント(0.94%)安の4万8996ドル08セント、ナスダックは3日続伸し、終値は前日比37.102ポイント(0.15%)高の2万3584.275、S&P500種も4日ぶりに反落し、終値は23.89(0.34%)安の6,920.93で取引を終えました。

米国市場の動きは混在した展開を示しており、トランプ大統領が大手機関投資家の戸建て住宅購入を禁止する措置を講じると発表したことが、不動産投資企業の株価下落をもたらしました。これにより米国で住宅事業を手掛ける住友林業や信越化学などにも売りが波及し、日本市場にも悪影響を及ぼしています。

【 今後の投資戦略】

本日注目された動きは、地政学リスクに伴う製造業株の一段の売却と、実質賃金マイナスに伴う内需株の脱力です。これらの要因から、今後の指数動向は以下のポイントに左右されるものと考えられます。またグロース指数の躍進から資金シフトが起きていることに注目するのがよいでしょう。

特に注視すべき点は、業績好転を発表した企業であっても買い直されないという現象です。イオンが26年2月期の連結純利益上方修正(従来予想から600~700億円へ)を発表しましたが、買収したツルハホールディングスの業績織り込みであると判断され、買いの手は入りませんでした。エービーシー・マートも韓国や米国における低迷で純利益が前年同期比1%減少し、売られています。

現在の資金シフトに合わせた戦略を作りたいところです。新興成長企業はグロース市場の堅調ぶりから、今後のセクター・ローテーション先として注目すべきです。

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 51,117.26 -844.72(-1.63%)
TOPIX 3,484.34 -27.00(-0.77%)
為替(日本時間 17:00)
ドル・円 156.50 - 156.52 +0.02(0.01%)
ユーロ・円 182.82 - 182.84 +0.03(0.01%)
ユーロ・ドル 1.1680 - 1.1681 -0.0001(0.00%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル) 48,996.08 -466.00(-0.94%)
S&P500種 6,920.93 -23.89(-0.34%)
ナスダック 23,584.275 +37.102(0.15%)
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 2.075 -0.045
米10年国債(%) 4.150 -0.022
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