【市場の総括】
2026年1月29日の東京株式市場は3日続伸しました。終値は前日比16円89銭(0.03%)高の5万3375円60銭で取引を終えました。TOPIXは3,545.30と9.81ポイント高(+0.28%)となり、主力バリュー株や高配当株への買い戻しが指数を押し上げました。東証グロース市場指数は923.85と0.51ポイント高(+0.06%)と、グロース全体としては小反発にとどまっています。
日立や富士通など、決算を材料とする個別株に物色が広がり、指数インパクトの大きい銘柄の上昇が日経平均を押し上げました。一方で、為替の方向感が読みづらいことや、日銀・FRBの金融政策スタンスを巡る不透明感が、上値追いには慎重姿勢を誘いました。
||米国市場はまちまちな動き
前日の米株式市場は小幅に反発し、終値は前日比12ドル19セント(0.02%)高の4万9015ドル60セント、ナスダックは6日続伸し、終値は前日比40.350ポイント(0.16%)高の2万3857.448、S&P500種は6営業日ぶりに小幅に反落し、終値は前日比0.57ポイント安の6978.03で取引を終えました。
相場の背景として、直近のFOMCでの政策金利据え置きは概ね織り込み済みで、金利面からのサプライズが乏しく、インデックス全体の動きは膠着気味でした。
一方、中国当局が米エヌビディアのAI半導体製品の輸入を許可したとの報道などを受け、半導体株が強含み、SOX指数は+1.8%台の上昇となっています。
インテルやシーゲートなど個別半導体・ハードウェア株が大幅高となり、ナスダックや半導体指数の上昇を牽引しました。
【 今後の投資戦略】
業種別では、半導体・同製造装置、資源関連、高配当バリュー、親子上場解消期待のある持株会社・子会社株などが相対的に強い動きを見せています。
一方、金価格の急騰を受けて金関連や貴金属関連に短期資金が集まりやすい一方で、内需ディフェンシブや一部の医薬品・バイオ関連には利益確定売りも見られます。
代表的な銘柄例として、住友鉱山や四国化成ホールディングス、アドバンテストなどが物色対象となっています。一方、業績モメンタムが鈍化している一部バイオ・医薬品、需給悪化が目立つ中小型成長株には慎重になるのがよいでしょう。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 53,375.60 | +16.89(0.03%) |
| TOPIX | 3,545.30 | +9.81(0.28%) |
| 為替(日本時間 16:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 153.05 - 153.06 | +0.42(0.27%) |
| ユーロ・円 | 183.45 - 183.46 | +0.42(0.22%) |
| ユーロ・ドル | 1.1984 - 1.1986 | -0.0007(-0.05%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 49,015.60 | +12.19(0.02%) |
| S&P500種 | 6,978.03 | -0.57(0.00%) |
| ナスダック | 23,857.448 | +40.350(0.16%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 2.245 | +0.010 |
| 米10年国債(%) | 4.243 | -0.001 |





