【市場の総括】
2026年2月2日の東京株式市場は続落しました。終値は前週末比667円67銭(1.25%)安の5万2655円18銭で取引を終えました。TOPIXが3,536.13ポイント(同-30.19ポイント、-0.85%)とそろって反落しました。
東証グロース市場指数は922.81(同-3.92、-0.42%)と、グロース市場も軟調でした
朝方、円安進行と選挙情勢報道を背景に先物買いが膨らみ、一時5万4,000円台を回復する場面がありましたが、その後は半導体・AI関連を中心に利益確定売りが優勢となり、後場にかけて下げ幅を拡大しました。
為替はドル円が154円後半まで急速に円安が進行し、輸出株には支援材料となる一方、金利上昇懸念や海外ハイテク株安と相まって、バリュエーションの高い国内ハイテク株には逆風となりました。
||米国市場は3指数そろって反落
30日の米株式市場は3日ぶりに反落し、終値は前日比179ドル09セント(0.36%)安の4万8892ドル47セント、ナスダックは続落し、終値は前日比223.304ポイント(0.94%)安の2万3461.816、S&P500種も続落し、終値は29.98(0.43%) 安の6,939.03で取引を終えました。
トランプ大統領がFRBの次期議長にウォーシュ元FRB理事を指名すると発表し、市場は利下げペース鈍化やタカ派シフトを意識して米長期金利の上昇とドル高を織り込みにいく動きとなりました。
加えて、12月の生産者物価指数(PPI)が市場予想を上回ったことで、インフレ圧力の根強さが意識され、ハイテク・グロース株中心に調整圧力が強まりました。
【 今後の投資戦略】
本日の東京市場は、前場に選挙情勢報道と円安を背景とした先物主導の買いで大きく上昇した後、後場は一転してハイテク株安と金・暗号資産の急落を嫌気したリスクオフに傾くなど、典型的な「往って来い」の相場となりました。
短期筋のポジションが膨らんでいた半導体関連や主力グロース銘柄では、決算をきっかけにしたポジション調整売りも重なり、上値追いの勢いが急速にしぼんだ印象です。
今後数日は、衆院選の行方や為替動向をにらみつつ、5万2,000~5万4,000円レンジ内での乱高下を想定しながら、指数先物やオプションを使ったヘッジの有無を検討する局面だと考えます。
今後は、米金利動向と決算シーズンの進展をにらみつつ、半導体関連を中心とした指数連動性の高い銘柄のボラティリティに注意しながら、ディフェンシブ・高配当・インフラ関連などのウェイトを高める戦略が有力と考えます。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 52,655.18 | -667.67(-1.25%) |
| TOPIX | 3,536.13 | -30.19(-0.85%) |
| 為替(日本時間 16:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 154.66 - 154.68 | +0.87(0.56%) |
| ユーロ・円 | 183.38 - 183.39 | -0.22(-0.11%) |
| ユーロ・ドル | 1.1855 - 1.1857 | -0.0082(-0.68%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 48,892.47 | -179.09(-0.36%) |
| S&P500種 | 6,939.03 | -29.98(-0.43%) |
| ナスダック | 23,461.816 | -223.304(-0.94%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 2.230 | -0.015 |
| 米10年国債(%) | 4.238 | +0.006 |





