【市場の総括】
2026年2月4日の東京株式市場は反落しました。終値は前日比427円30銭(0.78%)安の5万4293円36銭で取引を終えました。広範な銘柄をカバーするTOPIXは3,655.58と9.74ポイント高、上昇率0.27%と続伸しており、指数構成の違いがパフォーマンス格差につながっています。 新興株については、東証グロース市場指数が928.46と6.39ポイント安、0.68%の下落となり、直近上昇が目立っていたグロース銘柄からの資金流出が確認されています。
下落要因としては、直近の急騰で日経平均が高値警戒感を強める中、衆院選を控えたイベントリスクや、金価格の急反騰に伴うリスクオフムードが利益確定売りを誘ったことが挙げられます。 JPX日経400などバリュー・クオリティ指向の指数は続伸しており、セクターやスタイル間での資金のローテーションは継続しています。
||米国市場は反落
3日の米株式市場は反落し、終値は前日比166ドル67セント(0.33%)安の4万9240ドル99セント、ナスダックは反落し、終値は前日比336.921ポイント(1.42%)安の2万3255.186、S&P500種も反落し、終値は58.63ポイント(0.84%) 安の6,917.81で取引を終えました。
下落の要因は米10年国債利回りが4.27%台と依然として高水準にあることや、AI・半導体関連への利益確定売りが意識されたことが挙げられます。
地政学リスクの高まりを受けて金価格が急騰する中、株式市場ではボラティリティの高まりへの警戒感がくすぶっており、金の急落・急反発が投資家心理を不安定にしています。
【 今後の投資戦略】
本日は、日経平均が大きく反落した一方でTOPIXやJPX日経400が続伸し、指数間でのパフォーマンス格差が鮮明になりました。前日の大きな上昇から考えると、それくらいはあって当然でしょうというくらいの幅です。
最近は500円くらい動いてもびくっともしない自分がいて驚くことがあります。変動性の高まりに慣れてしまい、耐性ができたのか、鈍感になったのか。
前営業日までの業種別騰落では、非鉄金属、鉱業、石油・石炭、機械、輸送用機器など資源・景気敏感セクターの上昇が目立っていました。 今日も原油や金の価格上昇を背景に、資源・素材関連株や防衛関連など、一部の景気敏感・安全保障関連セクターには買いが継続しています。
今後注目すべき業種は半導体・電子部品(これは変わらない)、防衛・資本財、エネルギー(石油・ガス、再エネ)など、AI投資と地政学リスクの双方の恩恵を受けやすい分野です。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 54,293.36 | -427.30(-0.78%) |
| TOPIX | 3,652.77 | +6.93(0.19%) |
| 為替(日本時間 16:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 156.25 - 156.27 | +0.85(0.54%) |
| ユーロ・円 | 184.91 - 184.92 | +1.31(0.71%) |
| ユーロ・ドル | 1.1832 - 1.1834 | +0.0018(0.15%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 49,240.99 | -166.67(-0.33%) |
| S&P500種 | 6,917.81 | -58.63(-0.84%) |
| ナスダック | 23,255.186 | -336.921(-1.42%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 2.250 | -0.005 |
| 米10年国債(%) | 4.267 | -0.015 |





