2026年3月6日の東京株式市場は続伸しました。終値は前日比342円78銭(0.62%)高の5万5620円84銭で取引を終えました。前日の急落からの戻りが続き、原油高一服を背景に押し目買いが優勢となりました。 中東情勢を巡る不安は残るものの、当面のショックは織り込みつつあり、指数は高値圏を維持しています。
一方、J-REIT指数が1,963.63と17.57ポイント安(-0.89%)、日経ESG-REITや高利回りREIT指数も下落しており、金利上昇局面での金利感応度の高さが意識されています。
||米国市場は3指数揃って下落
5日の米株式市場は大幅反落し、前日比784ドル67セント(1.60%)安の4万7954ドル74セント、ナスダックは反落し、終値は前日比58.498ポイント(0.25%)安の2万2748.986、S&P500種も反落し、終値は38.79(0.56%)安の6,830.71で取引を終えました。
下落要因として、(1) 中東情勢の緊迫化に伴う原油高・インフレ加速懸念、(2) 米利下げ時期の後ずれ観測、(3) 直近の上昇で積み上がっていたポジションの解消売りが挙げられます。 もっとも、直近ではナスダックとS&P500が堅調な民間雇用統計や半導体株の上昇を背景に反発していた経緯もあり、今回の下落はその反動という側面もあります。 ビットコインの7万3千ドル乗せなど、リスク資産全体への資金流入は続いており、株式から暗号資産への一時的シフトも意識されます。
【 今後の投資戦略】
一週間がすぎると「早かったね!」といいますが、市場が進行している間は永遠の時間のように感じたりします。今週はそれを感じさせないほどの激しさがあり、本当にあっという間という感じでした。
業種別では、今週を通じて中東リスクや金利動向の影響を強く受けるエネルギー・素材、銀行、輸出関連、自動車・部品などが物色の焦点となっています。 一方、J-REITや高配当インカムセクターは長期金利上昇を嫌気した売りが続いており、ディフェンシブが必ずしも安全とは限らない相場になっています。
今後注目が集まるのは半導体・電子部品セクターで、ローム、シスメックス、フジクラなど材料を抱える銘柄が上位に顔を出しており、米半導体株の動向とともに注視が必要です。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 55,620.84 | +342.78(0.62%) |
| TOPIX | 3,720.68 | +18.01(0.49%) |
| 為替(日本時間 16:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 157.87 - 157.89 | +0.62(0.39%) |
| ユーロ・円 | 183.21 - 183.23 | +0.73(0.40%) |
| ユーロ・ドル | 1.1604 - 1.1605 | ±0.0000(0.00%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 47,954.74 | -784.67(-1.60%) |
| S&P500種 | 6,830.71 | -38.79(-0.56%) |
| ナスダック | -38.79(-0.56%) | -58.498(-0.25%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 2.165 | +0.010 |
| 米10年国債(%) | 4.136 | +0.039 |





