2021年6月1の東京株式市場は小幅に続落しました。
終値は前営業日比45円74銭(0.16%)安の2万8814円34銭でした。
米国市場はメモリアルデーの祝日で休場、
日本市場は買いが先行してスタートしましたが、様子見が主流で
方向感のない展開に終始しました。
主要な指標発表が予定されている今週、今後の投資戦略を含め、
本日も最後までしっかりお読み下さい。
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【米国市場の動向】
米国市場は休場でした。
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【日本市場の動向】
日本市場は様子見ムードで、
方向感のない展開でした。
米国市場が休場で主要な経済指標の発表を前にして
積極的な売り買いは見られず、小動きとなりました。
朝方は前日に300円近く下落したことで、
自律反発で買いが先行、一時は200円超上げる場面もありました。
勢いは続かず、下げに転じたあと、
午後は下げ渋って終わりました。
前日に続いて鉄鋼が売られ、
食料品、倉庫、小売業などの内需系が厳しく、
情報・通信、サービス業にも売りが出ました。
前日は海運業1業種のみが上昇して、
本日も上昇率2位で上位をキープ、
自動車、繊維製品なも買われました。
日経の日足は下髭の方が長いを陰線を形成しました。
前日の高値と安値を切り下げて、
形でも下げになる流れが続きました。
先週末の高値が75日移動平均線をタッチしてから前日は下落、
本日もトレンドが下に転換する下落となりました。
高値切り下げ続きとなりましたが、
警戒材料は前日に話した通り、前回同様、
抵抗になる価格帯を一気に上に抜けてくることです。
空売りを入れた場合は、警戒してください。
商いは1ヶ月ぶりの低水準でした。
東証1部の売買代金は概算で2兆442億円、
売買高は9億747万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は733、
値上がりは1361、変わらずは98銘柄でした。
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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】
予想はしていましたが、やはり方向感のない展開、
6月のスタートとなった本日は米国株市場が
メモリアルデーの祝日で休場、
手掛かり材料難が待ち構えているのは容易に想像ができたでしょう。
自律反発で買いスタート、売りに転換、
再び買われ下げ幅の縮小など、目まぐるしく動くなか
前日の終値を挟んでの動きに終始しました。
この流れは週末まで続き、動きづらい相場になりますが、
気をつけるところはマザーズ市場。
連勝してきた先週までの結果から、
横ばい、本日は少しの下げに転じたので、
一時的な調整入りが予想されます。
せっかく積み上げてきた利益が
あっという間になくなることもあるので、
確定の注文はしっかり入れておきましょう。
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【各市場の動き】
日経平均(円)
28,814.34 -45.74(-0.16%)
ドル・円
109.57 – 109.58 -0.14(-0.12%)
ユーロ・円
134.00 – 134.01 +0.26(0.19%)
ユーロ・ドル
1.2228 – 1.2230 +0.0038(0.31%)
NYダウ工業株30種(ドル)
34,529.45 +64.81(0.18%)
S&P500種
4,204.11 +3.23(0.07%)
ナスダック
13,748.739 +12.463(0.09%)
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