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2018年11月15日の日経概況

2018年11月15日の東京株式市場は小幅に反落しました。
終値は前営業日比42円86銭(0.20%)安の2万1803円62銭でした。
米国市場が4日続落する動きを受け、
日経も下落でスタート、200円以上下げる場面もありましたが、
アジア市場の堅調な動きを受けて、
下げ幅を縮小させながら本日の取引を終えました。
乱高下に悩んでいる今、
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】
米国市場は4日続落しました。
ダウ工業株30種平均は4日続落して
前営業日比205ドル99セント(0.8%)安の2万5080ドル50セント、
ナスダック総合株価指数は反落して
前営業日比64.482ポイント(0.9%)安の7136.393で取引を終えました。

方向感のない激しい動きでした。
3日続落したことから、戻りを狙う押し目買いが入ることで、
朝方は200ドル以上を上げた後、
中国の経済指標減速などを背景に350ドル安まで進みました。

アナリストの厳しい評価が相次ぐアップルや
ゴールドマンサックスなどの金融株が引き続き売られたことも
市場の重荷になりました。

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【日本市場の動向】

日本市場は前日の米国市場が大きく下げたことを受け
売りが先行してスタートしました。
アップルが連日で厳しい動きになることに加え、
アナリストによる販売台数予想も減速していることから
アップル関連銘柄の下げがきつくなりました。

世界景気の先行き不透明感の高まりを受け、
為替市場で円高の方に振れると
下げ幅を200円以上に広げる場面もありました。

上海市場などアジア市場が堅調な動きになり
下げ渋りましたが、
マイナス圏は脱却できず、下落で終わりました。

米国市場で金融銘柄に売りが続いたことを受け、
銀行業が下げた他、保険業、証券など金融全般が下げました。
一方、ゴム製品、サービス業などが買われました。

日経の日足は長めの下ひげを持つ陽線を形成しました。
高値と安値は切り下げたので下降の形にはなりました。
今週に入って乱高下するという予想はそのままの動きで

短い時間にトレンド転換しながら
22,000円の節目と下向きの25日線に押された流れになります。
直近で見ると11/13の安値を割り込むと心理が崩れるので、
下げ幅が縮小されたといい、まだ安心するレベルではありません。

商いはさらに縮小して
東証1部の売買代金は2兆3409億円、
売買高は15億54万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は911、
値上がりは1111、変わらずは89でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

ここまで来たらそろそろ戻ってもいいのでは?
というようないい加減な表現になるかもしれませんが、
今日の流れはそんな気持ちにさせます。

決算が一巡して材料難の中、米国市場が厳しい動きが続いているので
日本市場も当然下げて対応していますが、
本日の下げ止まり感は底値が固いという印象を与えました。

短期の戻りはもうすぐ来る可能性がありますが、
それも短時間で、継続的になるのは難しいでしょう。

短期では輸出関連、中国関連などの戻りを狙い、
より長い期間でディフェンシブ系に注目したいと思います。
空売りした銘柄には買い戻しの設定が成立し始めているので、
しっかり買い戻しの注文を入れておきます。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
21,803.62 -42.86(-0.20%)
NYダウ(ドル) 
25,080.50 -205.99(-0.81%)
ドル・円
113.48 – 113.49 -0.41(-0.35%)
ユーロ・円
128.69 – 128.73 +0.08(0.06%) 

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