2016年4月6日の東京株式市場は7日続落しました。
終値は17円46銭(0.11%)安の1万5715円36銭でした。
7日続落は安倍ノミックスと呼ばれる現在の相場が始まる
2012年11月13日までの7日続落以降、3年半ぶりです。
つまり、アベノミックスによる相場はすべて原点に戻ったことになります。
本日も最後までしっかりお読みください。
前営業日の米国市場は続落しました。
ダウ工業株30種平均は続落して、
前営業日比133ドル68セント(0.8%)安の1万7603ドル32セント、
ナスダック総合株価指数も続落して、
前営業日比47.863ポイント(1.0%)安の4843.932で取引を終えました。
前日の日本株、ドイツ株が2%の下落になったことで、
景気の先行きに対する不透明感が強くなり
2月23日以来1カ月半ぶりの下げ幅を記録しました。
日本市場は欧米市場の下落を受けると同時に
継続する円高基調が109円まで進むなどまだ一服の兆しを見せないことで、
冴えない動きで始まりました。
その後も前日の終値を挟んで方向感のない動きが続きました。
欧米株安の影響はあるものの、直近の急落で押し目買いのポイントに
きていると判断した投資家の買いも入り、
売り・買いが拮抗する動きに終始しました。
テクニカル的には下げ幅こそ小さかったものの、
前日の大幅な下落からさらに安値を切り下げる下落の継続、
前回の高値が明確に認識されるようになりました。
前日にも伝えた通り、下げのトレンドはつづいているものの
まだセリングクライマックスのサインは見えないので、
買い場面まではもうちょっと辛抱を強いられそうです。
東証1部の売買代金は概算で2兆1149億円、
売買高は21億4727万株でした。前日よりは微増ですが、まだ盛り上がりに欠けます。
東証1部の値下がり銘柄数は1083、値上がりは730、
変わらずは137銘柄でした。
■各市場の動き
日経平均:15,715.36 -17.46 -0.11%
NYダウ(ドル): 17,603.32 -133.68 -0.75%
ドル(円):110.50-51 +0.05円安 +0.04%
ユーロ(円):125.77-81 +0.33円安 +0.26%