2015年3月12日の東京株式市場は大幅に続伸しました。
終値は前日比267円59銭(1.43%)高の1万8991円11銭でした。
米国市場は小幅続落したものの、
改善が明らかな主要企業の業績に対する期待が
相場を牽引しました。
前営業日の米高株式市場は小幅の続落。
NYダウ30種平均は27ドル55セント(0.2%)安の1万7635ドル39セント、
ナスダック総合指数も続落して
前日比9.854ポイント(0.2%)安の4849.941で取引を終えました。
材料が少ない中で、方向感にかけ
小幅な動きに止まりました。
日本市場は底固く維持する米国市場の動きに加え、
少し下がると押し目買いがしっかり入る需給の良さ、
大手企業の賃上げ方針が相次いで明らかになるなど、
相場全般的に良好な環境になってきたことで
投資家心理が改善、高値圏にもかかわらず
積極的にリスクをとる動きが広がりました。
米国市場が底固いものの、
一旦天井から調整する形になった今、
日本の堅調ぶりは相当目立つようになってきました。
材料の出た銘柄だけでなく、
市場全体に買いが広がる動きなので、
トレンドにのって、前回の高値を更新してくる
銘柄に関しては積極的に拾っていく対応でよいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆5226億円、売買高は21億8449万株で
昨日よりは改善されました。
東証1部の値上がり銘柄数は1443で全体の77%、
値下がりは295、変わらずは127でした。
■各市場の動き
日経: 18,991.11 +267.59 12日
NYダウ(ドル) : 17,635.39 +27.55 11日
ドル/円: 121.27 – .30 +0.26円安 13日