2015年3月26日の
東京株式市場は 大幅に下落しました。
終値は前日比275円08銭(1.4%)安の1万9471円12銭でした。
米国株が先行き不安で大きく下落したことを受け、
投資家心理が悪化、手仕舞う動きが広がりました。
調整があってしかるべきタミングでしたが、想定より大きい下落で
市場に動揺が広がりました。
前日の米国市場は大幅に続落になりました。
NYダウ30種平均は前日比292ドル60セント(1.6%)安の
1万7718ドル54セント、
ナスダック総合指数はさらに大幅に下落して
前日比118.209ポイント(2.4%)安の4876.519で取引を終えました。
朝方発表された2月の米耐久財受注が前月比1.4%減と
市場予想を大きく下回ることで、米景気の先行きが懸念され
投資家が損失を回避するために大量に売りを出したことで、
当日の安値で引けました。
日本の市場は直近400ドル以上さげた 米国株の流れを引き継ぎ、
大幅に下落して始まりました。
200円以下の下げに戻る場面もありましたが
下げ幅を徐々に拡大して、300円近い下げ幅で引けました。
5営業日ぶりに節目とされていた、
1万9500円 を割り込みました。
特にナスダック総合指数が大きくさげたことを受け、
半導体など、IT関連株を中心に売りが膨らみました。
目先天井になる可能性があるところから大きく下落したことで、
当分調整に入る可能性が高くなりました。
テクニカル的には昨日伝えた通り、
高値圏で持ち合うローソクが続いた後、下落、
フィボナッチ分析でみると、
一回調整が入ると、1万9,100円台まで調整する可能性が出てきました。
全体的に手仕舞う動きが広がり、明日は金曜日という週末要因もあるので、
上値を追いづらい動きが続くと予想されます。
ロスカットポイントまたは利益確定目標に到達したものは早めに手仕舞う
動きが求められます。
■各市場の動き
日経: 19,471.12 -275.08 26日
NYダウ(ドル) : 17,718.54 -292.60 25日
ドル/円: 118.71 – .72 -0.90円高 26日