2014年3月25日の東京株式市場は昨日の大幅反発後、反落しました。
終値は前日比52円11銭(0.36%)安の1万4423円19銭でした。
前日のNY ダウが下落したことや、為替相場が円高に振れたことが嫌気される形で下落しました。
朝方は下げ幅を160円まで広げる場面もありましたが、
26日に控えている権利落ち日を狙っての買いが入り要因などを織り込み急激に下げ渋りました。
昨日お伝えした今後のトレードで注意すべきポイントは、
①今回の上昇が本格的な上昇ではないこと
②75日線、25日線共に下向きになり、下降中の戻りになる可能性があること
ことでしたが、本格的な上昇ではないことに変わりはありません。
昨日よりは上昇していますが、3月20日に形成された
大きな陰線の中に包まれる形で持ち合いといえます。
以上のことを念頭に入れ、昨日に引き続き再び下落基調になると利益の確定を速める、
取引数を少なくするなどの対策を講じるように心がけましょう。