2014年4月17日日経概況の
東京株式市場は小幅に反落しました。
下げ幅は1円未満の15銭で終値は1万4417円53銭でした。
420円を超える今年2番目の上げ幅を見せた昨日の動きに反応し、
戻り売りが出た形になりました。
米株式市場は162ドルを超える上昇を演出しましたが、
一時101円代まで進んだ円安など、上下材料の混合によって
一日中、上げと下げを繰り返す方向感のない展開でした。
またGoogleの1-3月期業績が市場予想を下回ったことで
17日の米国市場は軟調が予想されるとの材料も織り込む形で
日中あった上昇幅を打ち消す形になりました。
テクニカル的には上髭の長い陽線が一目の基準線と、
前回マドをあけて暴落した時点をタッチして降りてきて終わった
形になっています。
日経の動き通りに、上髭の長い動きをした銘柄が非常に多く、
朝方は買いが先行し、午後にかけて早めの利益確定または戻り売りが
出てきたことを示しています。
これからのポイントは、
戻り売りの動きを織り交ぜながら、シナリオで書いている
14600-14800までの戻りを試すかですね。
グーグルの悪材料にも関わらず米国の市場が堅調に維持できるなら
しばらくは戻りの動きを期待できるでしょう。
■各市場の動き
日経225: 14,417.53 -0.15 17日
NYダウ(ドル): 16,424.85 +162.29 16日
ドル/円: 102.00 – .04 -0.21円高 17日 17:57