ゴールデンウィークも終わり、仕事と新たな相場が始まりました。
思いっきり楽しむことができましたか。
能率と生産性というのはメリハリのあるところに向上も生じます。
遊ぶときはバカのように遊ぶ、仕事も相場もやるときはどことんやる!
‘中途半端’は道はありません。
2014年5月07日日経は
大幅に続落しました。
終値は前週末比424円06銭(2.93%)安の1万4033円45銭でした。
暴落の5月と言われるアノマリー上の話ですが、
さすが、見事にさげてきました。
ファンダメンタル的にみる下げの原因は3つあります。
まず、米株式市場の軟調。
5月3日の金曜日に発表された4月の米雇用統計が
市場予想を大幅に上回りましたが、AIGなど主要金融機関の
好ましくない決算結果を受けて、お知りを叩かれた格好で
大きく下げています。
次、再演する地政学リスクです。
ウクライナの新政権と親ロシア派の武力衝突が発生し、
先が読めない状況が再発していることが投資家心理に水をさしています。
最後の要因は
円相場とファンダメンタル指標の悪化ですね。
円相場は材料難に苦しむ日本市場と軟調に転じる米国市場を睨み、
円買い・ドル売りが進んでいることで、円高に振れています。
(昨日から今日にかけて1円近く円高が進んでいます)
またOECD(経済協力開発機構)が
2014年の世界のGDP(国内総生産)成長率の予想値を下方修正
中国関連では4月のHSBC製造業購買担当者景気指数(PMI)確報値が
下方修正されるなど、投資家の関心を引くようなファンダメンタルズ指標が揃って
悪化していることが目立つ状況です。
しかし、テクニカル的にみると、4月中旬からお伝えしている通り、
下げを継続していることで、今更改めて驚くようなことも
ないのが現状ですね。
2013年12月30日を頂点にする三角持ち合いから考えて
下の辺にタッチしており、ここを割って4月14日の安値まで割ってくると
下にむけての動きを加速するトレンドを形成しています。
気持ちよく一直線で下げてくれると空売り派の方にはうれしいことですが、
5月の特徴は途中で乱高下を繰り返しながら動くということです。
ちょっとした動きでは一喜一憂しないスキルが求められますね。
■各市場の動き
日経225: 14,033.45 -424.06 7日 大引
NYダウ(ドル) :16,401.02 -129.53 6日 16:27
ドル/円: 101.48 – .50 -1.00円高 7日 15:50