2014年5月20日の東京株式市場は4日続落の後、5日ぶりに反発しました。
終値は前日比68円81銭(0.49%)高の1万4075円25銭でした。
依然手掛かりの材料が不足する中、
前日の米国株式相場が揃って上昇したことに加えて
前日まで4日続落したことを反映して自立反発の動きをみせました。
しかし、本格的な上昇へのトレンド転換を示すほどの反発ではなく
前日比100円超の水準まで買われる場面もありましたが、
積極的に上値を追うことは出来ませんでした。
東証1部の売買代金は概算で1兆5610億円と、
2兆円の水準を5月8日以来9日連続で下回り薄商いが続いています。
朝方は買いが先行した後、上値が重くなると予想されていましたが、
その通りの動きになりました。
テクニカル的には上昇でも下降でもない持ち合いの形で
方向感を欠いています。
三角持ち合いの下抜きに4回目挑戦しており、
その前に一旦持ち合うのは理論とおりのものですが、
ここからは14000円台を大きく割りこんでくるか、
前回のように支えになって反発を見せるかが注目されます。
反発してくると14300円―14500円レンジが意識されます。
一目も三役逆転が継続進行中で、上昇になるサインはみえない状況です。
■各市場の動き
日経:14,075.25 +68.81 20日
NYダウ(ドル) :16,511.86 +20.55 19日
ドル/円:101.35 – .38 -0.07円高 20日 20:57