2014年5月22日の東京株式市場は大幅に反発しました。
終値は前日比295円62銭(2.11%)高の1万4337円79銭でした。
前日の米国株式相場が+158ドルと大きく上昇したことに加えて、
101円台の後半に進んだ円安の動きを受け、
朝方から買いが先行しました。
上昇幅は4月16日以来、約1カ月ぶりの大きさでした。
市場の材料として認識されていた
5月HSBC中国製造業購買担当者景気指数(PMI)速報値が
市場予想を上回ったことを受けて前場後半から上げ幅を拡大しました。
後場も強調展開が継続して午後2時近くには同326円高まで進みましたが、
引けにかけては少々落ち着いて上昇幅を縮小しました。
東証1部の売買代金は概算で1兆9851億円、
売買高は23億4529万株と久しぶりに活況を示す2兆円台に近づきました。
東証1部の値上がり銘柄数は1619、値下がり銘柄数は140、変わらずは51でした。
テクニカル的には空を空けて上昇し、25日移動平均線を抜けてきましたが、
下落中の戻りになる形になっています。
上値の節目と認識される14500円付近を目指した後は
上値を抑えられる、そして下落が加速する動きが次のチャートからは読み取れます。
よってここは14000円台で底を打ったと認識するのは
相当難しい形なので、順調に伸びた買いでの利益は
日ごろから自分が使っている指標上のサインがでれば迷わずに利益確定をするなどの
機敏な動きが求められます。
■各市場の動き
日経:14,337.79 +295.62 22日
NYダウ(ドル) :16,533.06 +158.75 21日
ドル/円: 101.65 – .68 +0.71円安 22日 15:55