2014年6月09日の東京株式市場は反発して上昇しました。
終値は前日比46円76銭(0.31%)安の1万5124円でした。
3月11日につけた高値からほぼ3ヶ月ぶりの高値でした。
先週末の米株式市場でNYダウ30種平均が
再び史上最高値を更新し、
9日の円相場は102円台後半まで円安が進んだことを受け、
高く始まりました。
5月の終わりから始まった急激な上昇や、そもそも
アメリカ市場も加熱気味があることが意識されると、
市場では利益確定の売りが広がり、上げ幅を縮小して引けました。
東証1部の売買代金は概算で1兆5672億円(速報ベース)を低水準に留まり、
薄商いが深まってしまったような状況です。
出来高も21億株を超えた先週末に比べて
17億2738万株にと留まっています。
テクニカル的には持ち合いから抜ける形で空をあけて始まりましたが、
引けにかけて陰線引き、チャートの形は上昇になりました。
一目上では三役好転から変化ありませんが
MACDは凹み始めたので、高値警戒感は否めません。
しかし、度を過ぎた警戒であまり神経質にならず、
利益確定だけ丁寧に備えるようにしましょう。
新規に買いを入れるのも、よほどの銘柄じゃないと
空売りを入れるのも難しい状況ですね。
■各市場の動き
日経:15,124.00 46.76 9日
NYダウ(ドル) :16,924.28 +88.17 6日
ドル/円:102.41 – .42 +0.15円安 9日 16:09