2014年8月14日の東京株式市場は4日続伸しました。
終値は前日比100円94銭(0.66%)高の1万5314円57銭でした。
8月5日以来、7営業日ぶりに15,300円台を回復しました。
市場参加者自体が少ない中、
外部材料を支えに続伸いたしました。
前日の米株式市場が2週間ぶりの高値を付ける上昇であったこと、
為替市場で円相場が1ドル=102円台半ばの円安傾向になったことを
反映して買いが先行しました。
買い一巡後は、商いが少なく膠着感を強めて
高値圏でもみ合った後は
上値が重い状態で引けました。
少ないエネルギーで引き上げた様子ですが、
市場にはやはり参加者が少なく、上値を積極的に追う
動きには欠ける相場です。
日経平均は4日続伸で、目先意識されていた15,300円を達成しており、
25日線に差し掛かっているので、ここからの調整も考えられる位置です。
明日は週末の金曜日というのも注目するポイントになるでしょう。
東証1部の売買代金は概算で1兆5702億円で、
2兆円を4日連続で下回りました。
売買高は18億3783万株で、東証1部の値上がり銘柄数は1246、
値下がり銘柄数は444、変わらずは126でした。
テクニカル的は15,300円台を回復して、
一目均衡表の上雲で雲上限(先行スパン1)と
転換線と基準線を一気に抜いてきました。
25日移動平均線が頭を抑えている格好で、
こちらを抜くと当面のトレンド発生になります。
ここで発展すると、一目の雲上限が支えになってくれるかがチェックポイントです。
■各市場の動き
日経:15,314.57 +100.94 14日
NYダウ(ドル) 16,651.80 +91.26 13日
ドル/円:102.42 – .44 -0.03円高 14日 17:17