9月最初の相場だった2014年9月1日の
東京株式市場は小幅上昇しました。
終値は前週末比52円01銭(0.34%)高の1万5476円60銭でした。
先週末の欧米市場は好調、
欧州株式市場は小幅高でFTSEユーロファースト300種指数が
4.49ポイント(0.33%)高の1373.82、
米国市場でダウ平均は18.88ドル高の17098.45、
ナスダックは22.58ポイント高の4580.27で終わりました。
欧米の株高と104円台と円安に進んだ為替市場の動きを受け
朝方から買いが先行しました。
しかし、9月1週目で待ちの材料が多く、
極端な様子見ムードで値動きの少ない相場になりました。
待ちの材料は
①日本の金融政策会合
②内閣改造
③金曜日の米国雇用統計
④ECBの理事会
など、市場の注目を集める材料がてんこ盛りです。
様子見ムードの広がりを受け、売買代金は2兆円を大きく下回り
日中の値幅は1年9ヶ月ぶりの小ささで37円78銭でした。
東証1部の売買代金は概算で1兆3308億円で2兆円を16営業日連続で
下回ると同時に、4月21日以来およそ4カ月半ぶりの
低水準で極端な薄商いになりました。
東証1部の売買高は18億1198万株で、
東証1部の値上がり銘柄数は1187、値下がり銘柄数は517、
変わらずは115でした。
テクニカル的には先週末からギャップ空けて上昇したが、
25日線と15,500円に挟まれた格好です。
一目では転換線につかづいて頭押された状態ですが、
今週ある市場の注目材料によって来週以降の方向性が決まる見通しです。
コンセンサスは材料によって上に触れるとの予想が強いので、
他の投資家が消極的になっている今こそ
押し目に来たものは買っていく積極性を発揮したいところです。
■各市場の動き
日経:15,476.60 +52.01 1日
NYダウ(ドル): 17,098.45 +18.88 29日
ドル/円:104.11 – .14 +0.29円安