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2014年9月26日日経概況

2014年9月26日の東京株式市場は反落しました。
終値は前日比144円28銭(0.88%)安の1万6229円86銭でした。

①前日の欧米市場は軒並み下落しました。
ロンドン株式市場FT100種総合株価指数が
66.56ポイント(0.99%)安の6639.71と約6週間ぶりの安値、
NY市場も大幅な下落で、ダウ平均は264.26ドル安の16945.80、
ナスダックは88.47ポイント安の4466.75で取引を終了しています。
②為替相場では円安基調が一服、
③また昨日権利落ちの最終日を迎えたため、今日はその反動で
予告されていた下落でした。

①~③の要因をすべて取り入れ、286円安で始まりましたが、
下値では依然押し目買いの意欲が強く、引けにかけて
下げ幅を縮小させました。
③の寄与度がー90円だということを考慮すると
実質的な下げ幅は54円で、底堅さを印象づける週末の相場でした。

そろそろ9月の中間決算発表シーズンを迎えますが、
6年ぶりの円安基調を反映して業績上方修正の動きが期待されます。
業績が予想通りに推移し、為替相場でも大きな波乱がない限り
日経の強さは保たれ、17,000円台を目指す動きが年末にむかって
続くと考えられます。

来週の月・火まで月末で、月末要因による調整が
続く可能性があります。
配当と月末要因を大きな波乱なしに通過すると
新たな気持ちでまた相場に向かいましょう。

東証1部の売買代金は概算で2兆314億円で、依然活況、
売買高は20億5209万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は全体の74%にあたる1341、
値上がり銘柄数は374、変わらずは84でした。

テクニカル的にはボリンジャーバンドの2σの下に再び入る乱高下振りですが、
2σと1σの間で安値を切上げているので、
トレンドが発生していることには間違いありません。
奇妙な形で空が全部埋まった状態なので、どちらに向かうか
予想するのは難しいですが、
今の持ち合い位置を離れて安定的な上昇傾向が続く可能性が高いと
判断しております。

日経の強さをNYダウの動きと連動させて分析したチャートを
参考にしてください。

今週もお疲れ様でした。
ゆっくり休んで来週はすっきりした気持ちで相場に向かいましょう。

■各市場の動き
日経:6,229.86 -144.28 26日
NYダウ(ドル): 16,945.80 -264.26 25日
ドル/円:108.95 – .98 -0.38円高 26日

2014年9月26日日経NYDaily

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