2014年11月05日の東京株式市場は5日続伸しました。
終値は前日比74円85銭高(0.44%)高い1万6937円32銭でした。
約7年ぶりの高値を更新し続けています。
ロンドンを始とする、ヨーロッパの株式市場は下落、
米国市場はまちまちでした。
ダウ平均は17.60ドル高の17383.84、
ナスダックは15.27イント安の4623.64で引けました。
中間選挙を前にして積極的な買いは控えられました。
また連日の上昇による利益確定が出るタイミングでもありました。
米国市場が大きな材料にはならない中、
日本市場は連日の高値更新による利益確定売りで、
午前中は下げに転じる場面もありましたが、
トレンド発生時の特徴をそのまま明らかにし、
確定して利益でまた買ってくる展開になりました。
上げ幅は100円を超える場面もありましたが、
引けにかけて再び利益確定に押されて、上げ幅を縮小させました。
多くの銘柄は日経に連動し、下げてから値を戻す動きをみせています。
押し目待ちに押し目なしというのはこのようなことで、
もっている銘柄の利益は伸びるか停滞気味なのに
新たに仕掛けるのは難しい状況です。
しかし、利益確定が出て調整に入る主要銘柄も増え始めているので、
調整後の戻りに期待しましょう。
相場に対する見方は先高観を当分維持しましょう。
テクニカル的には
すべての指標を抜け出すスプラッシュ状態の継続、
追いついてきたボリンジャーバンドの2σあたりに
接近する失速感を出しています。
トレンドがある時は、ここから急速に切り替えして
上昇継続になることが多いので、チャンスが到来したものは
積極的に買い進むことにしましょう。
同時に利益確定が大きく出始めると一気に上昇幅を打ち消すので、
すかさず利益を取る動きをしてください。
■各市場の動き
日経:6,937.32 +74.85 5日
NYダウ(ドル) :17,383.84 +17.60 4日
ドル/円:114.12 – .14 +0.55円安 5日