2014年11月27日の東京株式市場は2日続落しました。
終値は前日比135円08銭(0.78%)安の1万7248円50銭でした。
大きな材料に欠ける中、持ち合いの範囲内に収まる
方向感のない相場が続きました。
米国市場はまちまちな動き。
NYダウ平均は2.96ドル安の17814.94、
ナスダックは3.36ポイント高の4758.25で引けました。
為替相場ではまた少々円高の方向に動きました。
材料難の中、円高傾向に振れたことや
自動車各社が発表した10月の生産台数が
世界生産は軒並み前年同月比で減少したことを受け、
自動車株の売りが広がり、全体の相場を押し下げました。
170円まで下げる場面もありましたが、
下値では押し目買いがしっかり入り、
下げ幅を縮小させながら引けました。
東証1部の売買代金は概算で2兆1444億円、
売買高は20億5701万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は1309、値上がり銘柄数は414、
変わらずは113でした。
テクニカル的には先週から続く持ち合いの中に納まり、
まだ方向感のない相場です。
ただ、25日移動平均線に対する乖離率は昨日まで5を超えていましたが、
本日の下げで5を割り込みました。
相場の懸念材料になっていた過熱感は一服した状況です。
■各市場の動き
日経:17,248.50 -135.08 27日
NYダウ(ドル) :17,827.75 +12.81 26日
ドル/円:117.32 – .34 -0.42円高 27日