2014年12月16日の
東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は前日比344円08銭(2.01%)安の1万6755円32銭でした。
約1ヶ月ぶりに1万7,000円代を割り込みました。
市場の下落を続けさせる要因は昨日に引き続き、
原油安の動きです。
先物市場における原油の急落を材料に
欧米株式市場は軒並み下落しました。
またロシアの通貨急落も市場にマイナス要因として加わっています。
日経はこの流れを引き継ぐ形で下げて始まり、
380円を超える下落幅までみせましたが、
少し戻して344円代の下落幅で引けました。
強い戻しとは言えず、まだ調整が続く可能性がある
形のチャートです。
原油安によりリスクを回避する動きが全世界に広がり、
東京市場もその流れから逃れられない状況ですが、
日本市場に関してはまだ先高観が強いのが現状です。
今週はとりあえず調整の週間とみなし、
無理やり利益を上げようとする無謀なトレードは
控えた方がよいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で2兆5,568億円で、
2週弱ぶりの少なさとなった昨日よりは増えました。
売買高は24億2932万株、東証1部の値下がり銘柄数は1686、
値上がりは129、変わらずは36でした。
■各市場の動き
日経:16,755.32 -344.08 16日
NYダウ(ドル): 17,180.84 -99.99 15日
ドル/円:117.21 – .24 -1.01円高 16日