2014年12月25日の東京株式市場は6日ぶりに反落しました。
終値は前日比45円48銭(0.25%)安の1万7808円75銭でした。
直近の急激な上昇から目先の利益を確定する動きでした。
米国相場は辛うじて上昇で終わり、
連日の市場最高値更新になっていますが、
日経は前日まで5日間の続伸で計7%近く上昇しており、
利益確定が出てもおかしくない状況でした。
業種別にみても食料品、サービス業、化学セクターの3業種のみが
プラスで、それ以外はすべてマイナスでした。
残すところ3営業日ですが、
7%近い上昇率から考えると、0.25%の下落幅は
下落への心配よりは、日本株の地合の強さを裏づけする動きだと
判断するのが正しいでしょう。
外国人トレーダーはすでに年末モードに入っていることで
外資系の流れはあまり見られない中、
新年からの上昇に備えて、ここは新たな仕込むよりは
年末まで持っている利益をひとまず取っておく
戦略で相場に挑むことが望ましいでしょう。
東証1部の売買代金は概算で1兆3842億円で、
9月1日以来、約4カ月ぶりの低水準になりました。
参加者自体が少ないので懸念材料というより
ある意味党是の動きだといえます。
東証1部の売買高は16億303万株で、
値下がり銘柄数は1214と、全体の65%でした。
値上がりは512、変わらずは133銘柄でした。
■各市場の動き
日経:17,808.75 -45.48 25日
NYダウ(ドル): 18,030.21 +6.04 24日
ドル/円:120.12 – .13 -0.29円高 25日