【市場の総括】
2024年6月11日の東京株式市場は続伸しまた。終値は前日比96円63銭(0.25%)高の3万9134円79銭で取引を終えました。前日の米国市場でハイテク関連が買われてことを背景に半導体関連に買いが入って上昇しました。
中央銀行関連のイベントが控えており、CPIの発表も波乱を呼びそうで、上昇幅は限られました。
||米国市場は3指数揃っての反発
前日の米株式市場は反発し、前週末比69ドル05セント(0.17%)高の3万8868ドル04セント、3営業日ぶりに反発し、前週末比59.403ポイント(0.34%)高の1万7192.529、S&P500種も反発して13.80ポイント(0.25%)高の5360.79で取引を終えました。
上昇はしたものの6月11,12日に主要イベントが控えていることから、上昇幅は抑えられました。11-12はFOMC、12日にはCPIの発表もあることでポジションを一方的に傾けるのは難しく活発な取引はみられませんでした。
【 今後の投資戦略】
上値が限られ、伸び悩む展開でしたが、日経が連勝していることは望ましいことでしょう。FOMC、日銀会合、CPIなどこれだけのイベントが予定されていると流石にどちらかに積極的に動くのは難しくなります。
12日の米国指数発表に向かって市場は動いているので、日本時間の13日未明までは様子見が予想され、明日の昼間の取引はより強い様子見になります。永遠に持ち合う相場はない、これが市場が真理であり今後の注目業種は十分押されてきてセーリングクライマックスを迎える分野です。
ここまでの下げがきつかった空運業、陸運業は本日でさらに下落、十分売られすぎの領域まできたので注目です。
【各市場の動き】
株式指標 | ||
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日経平均(円) | 39,134.79 | +96.63(0.25%) |
TOPIX | 2,775.57 | -6.92(-0.25%) |
為替(日本時間 15:00) | ||
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ドル・円 | 157.22 - 157.23 | +0.23(0.14%) |
ユーロ・円 | 169.31 - 169.32 | +0.32(0.18%) |
ユーロ・ドル | 1.0768 - 1.0770 | +0.0004(0.03%) |
海外株式 | ||
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NYダウ工業株30種(ドル) | 38,868.04 | +69.05(0.17%) |
S&P500種 | 5,360.79 | +13.80(0.25%) |
ナスダック | 17,192.529 | +59.403(0.34%) |
債券・金利 | ||
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長期(10年)国債金利(%) | 1.020 | -0.010 |
米10年国債(%) | 4.468 | +0.033 |