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2025年1月23日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2025年1月23日の東京株式市場は4日続伸しました。終値は前日比312円62銭(0.79%)高の3万9958円87銭で取引を終えました。米国市場でハイテク株が買われ上昇したことを好感して半導体、AI関連などを中心に買いが進みました。

上値の抵抗線として意識される40,000円を一時的に超えましたが、節目を突破したことへの達成感と利益を早めに確定する売りが出てわずかに割り込んで終わりました

||米国市場は続伸

前日の米株式市場は3日続伸し、前日比130ドル92セント(0.29%)高の4万4156ドル73セント、ナスダックは3日続伸し、前日比252.561ポイント(1.27%)高の2万0009.340、S&P500種も3日続伸し、前日比37.13ポイント(0.61%)高の6086.37で取引を終えました。

前日日本市場を沸かせた要因が引き続き米国市場も牽引しました。ソフトバンクG、オープンAI、オラクルがAIインフラ整備に5000億ドルを投資するニュースが好材料で、オラクルは連日の大幅上昇となりました。

S&P500指数は最高値にアットいう間に接近

【 今後の投資戦略】

本日もソフトバンクが関与するニュースが引き続き市場をリードしました。5,000億ドル、円でもなく単位がドルであることが驚くことですが、これはどちらかというと演出によるものが大きいと思っています。自分の知識が足りないだけかもしれませんが、これほどあちらこちらでAIやらデータセンターやらと投資が進んでいるのにさらにその金額?

投資期間と想定している4年が終わるころには供給過剰になっている可能性がありますが、トランプ氏の成果を上げるという意味では最適なことではなかったでしょうか。せっかく盛り上がったところに水をさすつもりはなく、より長期的な観点を持つと3年ー4年を超える長期投資としては慎重になる必要があるということを強調したいだけです。

日本側の材料として残っているのは利上げが一番大きいでしょう。円高が進む要因となるので、本日の銘柄戦略で解説しています。コミュニティの皆様はYouTubeでご覧ください。

TOPIX指数は後一歩が欲しいところ

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 39,958.87 +312.62(0.79%)
TOPIX 2,751.74 +14.55(0.53%)
為替(日本時間 16:00)
ドル・円 156.58 - 156.60 +0.54(0.34%)
ユーロ・円 162.86 - 162.88 +0.40(0.24%)
ユーロ・ドル 1.0400 - 1.0401 -0.0011(-0.10%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル) 44,156.73 +130.92(0.29%)
S&P500種 6,086.37 +37.13(0.61%)
ナスダック 20,009.340 +252.561(1.27%)
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 1.205 +0.010
米10年国債(%) 4.605 +0.022
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