【市場の総括】
2025年4月21日の東京株式市場は3営業日ぶりに反落しました。終値は前週末比450円36銭(1.30%)安の3万4279円92銭で取引を終えました。円高と様子見姿勢が相場を押し下げました。
円高傾向が一服した為替相場では急激に円高が進み、7ヶ月ぶりに140円台に突入しました。自動車関連銘柄が売られる一方、円高メリットを受ける銘柄は資金が流れ込みました。
||米国市場は休場
前日の米株式市場はグッドフライデーで休場でした。
【 今後の投資戦略】
変動性が高い最近の動きを受けて、500円ほどの下げはなんとも思わなくなった最近。本日も下げ幅が500円を超える場面がありましたが、市場ではそれほど大きな波紋を呼んでいません。今後の懸念材料は円高傾向の深化です。
コミュニティで取り組んでいる銘柄の中には円高メリットとして取り上げたニトリ、神戸物産などがあり、利益が積み上がっていますが、短期的な乱高下は想定の上でトレードを続けるのがよいでしょう。ファンダメンタルズとしては年度末の決算発表が本格化します。
今週のスケジュールで注目されるのは金曜日の躍進を記録した中外薬が24日、同日の予定にはルネサス、ニデックなどの半導体・精密機器も入っており、注目されます。半導体関連は25日の信越化学、アドバンテストが注目され、来週の30日に東京エレクトロが予定されています。
トランプ政権の影響がどのように反映されるのか、波乱要因となるので今回の決算は保持したまま過ごさない方がよいでしょう。
海外の予定では22日のテスラ、23日のベージュブック、23-24の予定で開かれるG20財務大臣・中央銀行総裁会議などです。

【各市場の動き】
株式指標 | ||
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日経平均(円) | 34,279.92 | -450.36(-1.30%) |
TOPIX | 2,528.93 | -30.22(-1.18%) |
為替(日本時間 16:00) | ||
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ドル・円 | 140.76 - 140.77 | -1.63(-1.14%) |
ユーロ・円 | 162.04 - 162.05 | +0.14(0.08%) |
ユーロ・ドル | 1.1510 - 1.1512 | +0.0141(1.24%) |
海外株式 | ||
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NYダウ工業株30種(ドル) | ー | ー |
S&P500種 | ー | ー |
ナスダック | ー | ー |
債券・金利 | ||
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長期(10年)国債金利(%) | 1.285 | ±0.000 |
米10年国債(%) | ー | ー |