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2025年8月18日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2025年8月18日の東京株式市場は続伸しました。終値は336円00銭(0.77%)高の43,714円31銭で取引を終えました。前週末の米国株高と、円安・国内景気への楽観的なムードが相場の追い風となり、海外投資家の買いが優勢な一日でした。主力株・幅広い業種で値上がりが目立ち、市場の強気ムードが続いています。

TOPIXも新高値を記録、グロース指数の伸びが目立ちました。
為替市場で円安が進んだことにより、自動車・機械などの輸出関連の買いが膨らみんだ他、米国株高や米景気への安心感から海外勢の買いが膨らみ、トヨタ、ファーストリテイリングなど主力株中心に強い動きになりました。

||米国市場はまちまちな動きに

前日の米株式市場は反発し、前日比34ドル86セント高の4万4946ドル12セント、ナスダックは続落し、前日比87.693ポイント安の2万1622.977、S&P500種も続落し、前日比18.74ポイント(0.28%)安の6449.80で取引を終えました。

バリュー・ディフェンシブ型銘柄に資金が流入しました。今週はジャクソンホール会議、FOMC議事録発表などのイベントに加えて、小売の決算発表などイベント待ちで一進一退の流れになった側面があります。

【 今後の投資戦略】

連日強い!ということしか解説がない感じがします。分析を職業としている身としてはありえないことですが、もはや理性的に上がる要因を探すのは難しい。乗り遅れてしまったので、今買うしかない!という感覚で入ってくる人も多いのではないでしょうか。

変化の兆しはすでに入って来ています。市場解説の動画の中で説明していますが、主要な2つの指数に比べてクロス指数の方が目立ち始めました。資金の循環が始まっていると言うことでしょう。それとともに利益確定が出る要因も積み上がってるので、随分と上げてきて利益が載っている銘柄に対しては気をつけるようにしてください。その他、アメリカの小売企業の決算発表がありますので、関税の影響をどのように織り込めのか、それもチェックポイントです。

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 43,714.31 +336.00(0.77%)
TOPIX 3,119.73 +12.05(0.39%)
為替(日本時間 16:00)
ドル・円 147.48 - 147.49 +0.48(0.32%)
ユーロ・円 172.51 - 172.52 +0.78(0.45%)
ユーロ・ドル 1.1695 - 1.1697 +0.0013(0.11%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル) 44,946.12 +34.86(0.07%)
S&P500種 6,449.80 -18.74(-0.28%)
ナスダック 21,622.977 -87.693(-0.40%)
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 1.575 +0.015
米10年国債(%) 4.319 +0.034
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