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2025年10月9日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2025年10月9日の東京株式市場は反発しました。終値は前日比845円45銭(1.77%)高の4万8580円44銭で取引を終えました。初めて終値で4万8千円台を記録し、史上最高値を大きく更新しました。

TOPIXも22.11ポイント高(+0.68%)の3,257.77で最高値更新。グロース250指数は5.66ポイント高(+0.75%)の759.24で5日続伸となり、新興市場も活発でした。

||米国市場はまちまちでありながら、ハイテク高

前日の米株式市場は小幅に3日続落し、前日比1ドル20セント安の4万6601ドル78セント、ナスダックは反発し、前日比255.015ポイント(1.11%)高の2万3043.378、S&P500種も反発し、前日比39.13ポイント(0.58%)高の6753.72(で取引を終えました。

ダウこそ小幅反落しましたが、ナスダックS&P500も39.13ポイント高の6753.72と両指数が終値で史上最高値を更新しました。AI、半導体大手の決算好材料や米金利上昇の一服で投資家心理が改善し、IT・技術大型株に資金が集中しました。

【 今後の投資戦略】

前日の米国市場でAI・ハイテク関連株が大幅高、ナスダックやS&P500が最高値を更新した流れを受け、東京市場でも半導体・ハイテク株主導の買いが加速しました。外国人投資家の先物買いやETFへの資金流入も目立ち、値上がり銘柄数は1700超に達する全面高。序盤から一気に上値を追い、取引時間中の最高値も更新しました。市場全体に強いリスクオンのムードが広がりました。一方、相場上昇の反動や利益確定売りへの警戒感も出ています。

明日が金曜日であることを考慮すると、全体相場は再びリスクオンへ大きく傾いていますが、急騰したハイテク・半導体関連株には短期的な利益確定売りへの警戒、流動性の高いETF・先物の需給動向も注視が必要です。

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 48,580.44 +845.45(1.77%)
TOPIX 3,257.77 +22.11(0.68%)
為替(日本時間 16:00)
ドル・円 153.01 - 153.03 +0.45(0.29%)
ユーロ・円 177.74 - 177.75 +0.31(0.17%)
ユーロ・ドル 1.1614 - 1.1618 -0.0016(-0.13%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル) 46,601.78 -1.20(0.00%)
S&P500種 6,753.72 +39.13(0.58%)
ナスダック 23,043.378 +255.015(1.11%)
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 1.690 -0.005
米10年国債(%) 4.118 -0.006
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