【市場の総括】
2025年11月6日の東京株式市場は3営業日ぶりに反発しました。終値は前日比671円41銭(1.34%)高の5万0883円68銭で取引を終えました。前日の大幅安から反発し、米株高も支えとなりました。
特に前日売り込まれたAI・半導体関連を中心に買い戻しが入り、押し目買いが顕著となりました。一方で午後以降は上昇一服となり伸び悩み。決算発表が相次ぎ、好決算銘柄への個別物色も活発化。TOPIXも連動して上昇しましたが、グロース市場は金利上昇の重荷で続落。今後は決算相場のピークと米国市場・金利動向に注意が必要です.
||米国市場は揃って上昇
5日の米株式市場は3営業日ぶりに反発し、終値は前日比225ドル76セント(0.47%)高の4万7311ドル00セント、ナスダックは反発し、終値は前日比151.160ポイント(0.64%)高の2万3499.797、S&P500種も反発し、前日比24.74ポイント(0.36%)高の6,796.29で取引を終えました。
米国株は主要3指数が揃って反発。前日まで下げに対する反発や利下げ期待を受け、ハイテク株が買われました。特に半導体関連やAI関連銘柄への物色が強まり、一部の主力株が堅調でした。米国債利回りも落ち着きを見せ、センチメントが改善。
【 今後の投資戦略】
本日は急落後の反発で、AI・半導体、バリュー株に押し目買いが集中しました。今後は決算発表で業績評価が二分化する見通しです。押し目買いは業績好調なバリュー株、特にテーマ銘柄が中心となって買われました。グロース銘柄は金利上昇懸念で調整局面が続き、全体的に下げトレンドが進行中です。好業績選別が重要で本日の銘柄戦略で解説していますので、ご覧ください。
【各市場の動き】
| 株式指標 | ||
|---|---|---|
| 日経平均(円) | 50,883.68 | +671.41(1.34%) |
| TOPIX | 3,313.77 | +45.48(1.39%) |
| 為替(日本時間 16:00) | ||
|---|---|---|
| ドル・円 | 153.93 - 153.95 | +0.39(0.25%) |
| ユーロ・円 | 177.15 - 177.16 | +0.77(0.43%) |
| ユーロ・ドル | 1.1506 - 1.1508 | +0.0019(0.16%) |
| 海外株式 | ||
|---|---|---|
| NYダウ工業株30種(ドル) | 47,311.00 | +225.76(0.47%) |
| S&P500種 | 6,796.29 | +24.74(0.36%) |
| ナスダック | 23,499.797 | +151.160(0.64%) |
| 債券・金利 | ||
|---|---|---|
| 長期(10年)国債金利(%) | 1.680 | +0.020 |
| 米10年国債(%) | 4.156 | +0.075 |





