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2026年1月30日の日経概況及び今後の展望

【市場の総括】

2026年1月30日の東京株式市場は4営業日ぶりに反落しました。終値は前日比52円75銭(0.10%)安の5万3322円85銭で取引を終えました。TOPIXは3566.32と前日比21.02ポイント高(+0.59%)で続伸し、広範な銘柄に買いが波及したことがうかがえます。
東証グロース市場指数は926.73と前日比2.88ポイント高(+0.31%)と小幅高で引けており、新興株にも資金流入が続きました。

相場の下押し要因としては、前日の米ハイテク株安をきっかけに、直近で上昇が目立っていた半導体関連や値がさグロース株の一角に利益確定売りが膨らんだことが挙げられます。
日経平均は一時500円近い下げとなる場面もあり、短期的な過熱感と週末・月末要因からポジション調整の売りが重なりました。
一方で、国内企業の決算発表が本格化する中、好決算銘柄への買いは非常に旺盛で、カシオ計算機やコナミグループ、中外製薬などが急騰しました。

||米国市場はまちまちな動きが継続

29日の米株式市場は続伸し、終値は前日比55ドル96セント(0.11%)高の4万9071ドル56セント、ナスダックは7営業日ぶりに反落し、終値は前日比172.328ポイント(0.72%)安の2万3685.120、S&P500種も反落し、終値は9.02(0.12%)安の6,969.01で取引を終えました。

マイクロソフトの決算後の大幅安など、一部大型ハイテク銘柄の失望売りが指数を押し下げたことが大きいとされています。一方、ダウ平均はIBMなどディフェンシブ寄り銘柄への買いが支えとなり、小幅ながらプラス圏を維持しました。
FRBの金融政策については、直近のFOMCで政策金利据え置きが決定され、足元では利下げ時期を巡る思惑が高まる中、米長期金利は小幅低下基調となっています。
もっとも、トランプ政権による次期FRB議長人事が不透明感を残しており、議長候補として意識されるウォーシュ元理事のタカ派寄りスタンスが、株式市場に一定の警戒感をもたらしています。

【 今後の投資戦略】

今後の米国株については、決算発表がピークを迎える中で、「決算に素直に反応する地合い」が続き、好決算銘柄とそうでない銘柄の株価パフォーマンス格差が一段と広がりやすい局面です。
特に、AI・半導体・クラウド関連など、ここ数年の相場を牽引してきたセクターでは、成長期待がすでに株価に織り込まれている分、ガイダンス次第では大きなボラティリティが出やすい点に注意が必要です。

当面の日本株は指数としては高値圏レンジを維持しつつ、個別銘柄選別色を強める「決算相場」が続くとみています。コナミGなどの決算をきっかけに、IP資産や海外展開の評価が見直される可能性があるので、ゲーム・エンタメ系にも注目の目をむけてみるのがよいでしょう。

【各市場の動き】

株式指標
日経平均(円) 53,322.85 -52.75(-0.10%)
TOPIX 3,566.32 +21.02(0.59%)
為替(日本時間 16:00)
ドル・円 153.93 - 153.94 +0.61(0.39%)
ユーロ・円 183.44 - 183.45 -0.14(-0.07%)
ユーロ・ドル 1.1918 - 1.1920 -0.0055(-0.45%)
海外株式
NYダウ工業株30種(ドル) 49,071.56 +55.96(0.11%)
S&P500種 6,969.01 -9.02(-0.12%)
ナスダック 23,685.120 -172.328(-0.72%)
債券・金利
長期(10年)国債金利(%) 2.240 -0.010
米10年国債(%) 4.232 -0.011
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