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2018年9月14日の日経概況

2018年9月14日の東京株式市場は続伸しました。
終値は前営業日比273円35銭(1.20%)高の2万3094円67銭でした。
トルコ中央銀行が市場予想を超える利上げに踏み切り、
米国市場が続伸、日本市場にも上昇の流れが続きました。
新興国経済に対する懸念が後退、円安が進行するなど
日本市場の混乱要因だった外部環境が味方に変わりました。
達成感からくる調整を挟みながら上を目指すことが予想される日経、
本日も最後までしっかりお読みください。
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【米国市場の動向】

米国市場は続伸と反発で上昇になりました。
ダウ工業株30種平均は3日続伸して
前営業日比ドル147ドル07セント(0.6%)高の2万6145ドル99セント、
ナスダック総合株価指数は反発して
前営業日比59.481ポイント(0.8%)高の8013.710で取引を終えました。

ダウ工業株30種平均は2週間ぶりの26,000ドル回復です。
トルコ中銀が市場予想以上の利上げを断行、
トルコリラが急伸したことで、新興国経済への不安が和らぎました。

投資家心理が改善したことで、3日続伸、
節目の26,000ドルを突破したことは日本市場が
23,000円を突破するにも原動力になりました。

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【日本市場の動向】
日本市場は前日に強い動きになったことが
投資家心理を改善させている地合いでスタート、
外部環境の改善が市場を押し上げました。

トルコの緊急利上げで経済不安への懸念が和らいだことは
米国市場を押し上げ、日本市場も強く支えることになりました。
医薬品、電気・ガス、食料品、陸運業などの6業種以外は
すべての業種が上昇、電気機器、機械、海運業のあげが目立ちました。

一方、自動車関連の動きが予想以上に鈍く
特にスズキは大きく下げました。

日経の日足は下ヒゲを持つ陽線を形成しました。
前日の終値から上放れしてスタート、そのまま上昇する
上に向かってのギャプを形成、
節目となるポイントもすべて超えてきました。

終値で23,000円を超えていることから、
来週からは新たな動きがあることに期待するタイミングでしょう。
ボリンジャーバンドが上向き始め、このままバンドウォークに入ると
トレンドが強くなるので、
利益がのってきた銘柄は保持を基本戦略として考えます。

SQ算出に絡む売買が膨らみ、商いは3兆円超えで
東証1部の売買代金は3兆3291億円
売買高は17億3243万株でした。
東証1部の値上がり銘柄数は1557、
値下がりは474、変わらずは77でした。

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【日本市場の総合分析: 今後の投資戦略】

“機関投資家やシンクタンクについて
散々言ったけど、あなたこそ何か隠した情報を
握っているんじゃないの?なんで23,000突破がわかったの?“
本日の相場結果をみて問い詰め(?)に近いコメントを頂いたりしましたが、
それが先に明確にわかっていたら、むしろ言わないはずです。

私がもっている情報はみな様となんら変わらないもので、
それを総合して考えると、今回は超えてくる可能性が高いと
予想しただけです。
ただし、あと2-3日かかるかと思ったところで、
本日早速終値で超えてきたので、動きが早まる可能性は高いでしょう。

来週は達成感による売りで調整が入る、
営業日が少ないので盛り上がり欠けるなどの要因で
下げる動きも予想されますが、下げてきたのが
23,000円付近で反発して支えに変わったことが確認されると
さらに上げやすくなります。

物色は前日から戦略を変えず、
主力株への仕込みを徐々に進めるタイミングで、
日経と同じパターンで、ここまで押されたけど、
9月中旬以降大きくトレンドを形成した主力・大型銘柄を探すことです。

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【各市場の動き】

日経平均(円)
  23,094.67 +273.35(1.20%)
NYダウ(ドル):
  26,145.99 +147.07(0.56%)
ドル・円
  111.83 – 111.84 +0.36(0.32%)
ユーロ・円
  130.88 – 130.92 +1.40(1.08%)

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