【市場の総括】
2026年7月8日の東京株式市場は3日続落しました。終値は前日比1437円91銭(2.11%)安の6万6819円05銭で取引を終えました。TOPIX(東証株価指数)は4,006.43と55.83ポイント安(-1.37%)で、幅広い銘柄が下落しました。
前日の米国株安に加え、イランによる商船攻撃を受けた中東情勢の緊迫化から原油価格が急伸し、世界的なリスク回避ムードが強まったことが大きな下落要因となりました。AI・半導体関連株の過熱感に対する警戒感が続くなか、キオクシアホールディングスなど一部銘柄で30%近い調整が進んだこともセンチメントを冷やしました。
||米国市場は下落
7日の米株式市場は3営業日ぶりに反落し、終値は前日比130ドル76セント(0.24%)安の5万2925ドル15セント、ナスダックは反落し、終値は前日比302.470ポイント(1.15%)安の2万5818.690、S&P500種も反落し、終値は前日比33.58ポイント(0.44%)安の7,503.85で取引を終えました。
サムスン電子株の下落を受けたハイテク株売りが波及し、AI・半導体関連の好業績が「すでに織り込まれた」との見方から利益確定売りが優勢になりました。イランによるホルムズ海峡での商船攻撃に対し、米国が空爆などの報復措置に踏み切ったことで、中東リスクが再認識され、原油相場が上昇したことも株式市場の重荷になった側面も大きい下げ要因でした。
【 今後の投資戦略】
本日は、日経平均が3日続落し、25日移動平均線を大きく下回るなど、短期調整色が強まったことが最大のポイントです。AI・半導体関連株を中心に需給悪化と利益確定売りが重なり、需給要因と地政学リスクが同時に意識される難しい相場展開となりました。
日本の長期金利が2.865%に上昇しており、利ざや拡大期待から中期的な投資候補として注目されるので、銀行・保険は継続してチェックしましょう。





