2014年5月26日の東京株式市場は3日続伸しました。
終値は前週末比140円35銭(0.97%)高の1万4602円52銭でした。
前週末の米国株市場の上昇や外国為替市場で円安(1ドル=102円近辺)が進む
朝方から買いが広がり幅広いところで上昇しました。
朝方は14600円を目指す動きも見られ、その後上げ幅を縮小する
動きも見られましたが、しっかり伸びてきて、
4月8日以来、約1カ月半ぶりに1万4600円台を回復して終わりました。
米国株市場が休場になることで様子見ムードを固めて、
市場参加者が少なく、東証1部の売買代金は概算で
1兆5308億円(速報ベース)の薄商いでした。
終わってみると僅かな陰線引きで、3日続く上昇で短期の利益確定が出るのも
陰線引きの一つの原因として働きました。
テクニカル的には3日連続空を空けて上昇し、
三角持ち合いの上を突破、75日線も一瞬で突破して来ました。
一目上でも下雲の上の辺(先行スパン2)にぶつかっては
抑えられる感じで終わっています。
その上、+26日までは下雲が下に向かって広がっており、
この雲を突破するのに相当なエネルギーが必要だということをうかがわせます。
ここを抜けてくると200日線を目指し、15000円の節目に向かいます。
短い間ですが、トレンドを形成してきたので、
投資アカデミーの方たちは利益をしっかり蓄積しています。
長期の保有を目指さない限りは、含み益になっている銘柄の利益管理が
大事になってくる状況ですね。
■各市場の動き
日経:14,602.52 +140.35 26日
NYダウ(ドル) :16,606.27 +63.19 23日 16:29
ドル/円:101.91 – .94 +0.19円安 26日 14:59