2014年6月12日の東京株式市場は外部環境の悪化を受け、下落しました。
終値は前日比95円95銭(0.64%)安の1万4973円53銭でした。
終値で心理的節目の1万5000円台を2日ぶりに割り込みました。
1万5000円台を挟んでも攻防が続く相場です。
欧米株市場安や円相場の円高を背景に、利益確定売りも広がり、
朝方から売りが先行して始まりました。
その後、大きく反発する動きは見られませんでしたが、
下値のところでも節目買いが入り、
下値は限定的でした。
週末に予定されている13日の特別清算指数(SQ)算出、
政府の成長戦略改定を控え、様子見ムードは強まっていることを示しています。
東証1部の売買代金は概算で1兆8596億円(速報ベース)で
活況を示す2兆円にはまだ届かず、
出来高は少し増え21億0459万株でした。
テクニカル的には加熱感が後退して、
テクニカル指標は当分の下げを示しています。
しかし、一目上では転換線の下にくっついており、
反発するならこのタイミングからという印象を伺わせます。
チャートの形としては15000円を水平にしてそのラインを
下に売り込む下落の形をしています。
昨日の解説とおり焦ることなく、
トレンドを転換してくる銘柄を中心にピックアップする
動きでいいです。
■各市場の動き
日経:14,973.53 -95.95 12日
NYダウ(ドル): 16,843.88 -102.04 11日 16:33
ドル/円:102.05 – .08 -0.22円高 12日 15:02