2014年6月27日の
東京株式市場は大幅に続落しました。
終値は前日比213円49銭(1.39%)安の1万5095円00銭でした。
前日の米国株式市場が軟調だったことに加え、
円相場が1ドル=101円30銭台の円高に進んだこと、
月末に近い金曜日ということなどが絡み合い投資家の売りを誘いました。
すでに何日前から想定される動きとして解説してきたことなので、
いまさら驚くようなことではありませんが、
思った以上のスピードで調整が入ったことは以外といえば以外ですね。
午後に入って円高が進んだことで、継続的に売りがでて
280円以上さげる場面もありましたが、
15100を挟んでは押し目買いが入り、
下落幅を縮小させながら引けました。
しかし、その戻りにも限界がみられ、戻り幅も限定的でした。
しっかり利益を確定するものは本日をもってとるべきでしたが、
皆様はいかがでしょうか。
東証1部の売買代金は概算で2兆985億円、
5営業日ぶりに2兆円を上回ってきました。
売買高は25億1184万株、東証1部の値上がり377銘柄、
値下がり1335銘柄、変わらず103銘柄でした。
金融とガス業界以外はすべての業種が下落する前面安の様子でした。
テクニカル的には想定していた15000-15100のレンジに一気にさげて、
25日移動平均線に支えられる形で止まりました。
来週は為替の動きを睨みながら、25日線上で維持できるか、
さらにはここから切り替えして、上昇継続になるかが
注目のポイントです。
今週もお疲れ様でした。
来週から夏相場の入り口にあたる7月相場が始まります。
夏ばてに負けないしっかりした投資家になるためにも
週末はリラックスして、めりはりある生活を送りましょう。
■各市場の動き
日経:15,095.00 -213.49 27日
NYダウ(ドル) :16,846.13 -21.38 26日
ドル/円:101.31 – .34 -0.47円高 27日