2014年7月17日の東京株式市場はほとんど動きなしですが、小幅続落しました。
終値は前日比9円4銭(0.06%)安の1万5370円26銭でした。
前日の米株式相場でダウ30種平均が2週間ぶりに史上最高値を更新したことで、
朝方は買いが先行して始まりました。
しかし、特別な手ががり材料なないことに加え、
中国、シンガポールなどのアジア株が軒並み安いことで
下げに転じました。
大きく売られる場面もなく、昨日の終値を挟んでの攻防が続き、
9円下落というほぼ動きなしの状態で引けました。
15,400円台に到達するとしつこいほど上値が重い展開で
抜け出すことが出来ないレンジ相場が1ヶ月以上続いています。
フィボナッチで見ると61.8%戻りのところで
戻り売りが大量に出るような位置であることを伺わせます。
東証1部の売買代金は概算で1兆7410億円、
売買高は22億8565万株でした。
東証1部の値下がり銘柄数は903、値上がり銘柄数は772、
変わらずは140でした。
さて、これからの展望です。
15,000円ー15,500円を挟んでのレンジ相場を抜け出すには
戻り売りの出尽くしと特別な材料が必要です。
4-6月の決算発表でいい材料がでる前提で考えて、
決算発表の本格化まではこのレンジ相場が続くと見られるます。
値動きの軽い中小型の株を材料中心で物色する動きが続くと見られます。
■各市場の動き
日経:15,370.26 -9.04 17日
NYダウ(ドル): 17,138.20 +77.52 16日
ドル/円:101.47 – .50 -0.22円高 17日