2014年8月7日の東京株式市場は6日ぶりに反転しました。
終値は前日比72円58銭(0.48%)高い1万5232円37銭でした。
ダマシで戻ってきて下げを早めた動きは
15,000円台の割り込みを回避しました。
前日の米株式市場はNYダウが13.87ドルの小幅高で終わっていますが、
ウクライナ情勢の緊迫化に伴う地政学リスクの高まりなどの外部環境の
悪化を受け、朝方は下げで始まりました。
下げ幅が100円を超える場面もありましたが
15,000円の節目に近づいたことに加え、
公的年金(GPIF)の運用改革に伴い、日本株への配分を20%以上に調整するとの
ニュースで需給好転観測も伝わり、下げ幅を縮小させました。
また、決算発表をする日本企業の底堅さが確認されると
先物主導で買いが入り、14時過ぎには上げに転じました。
テクニカル的にも自立反発する位置にはきており、
ストキャスティクスも30以下でKラインがDラインをゴルデンクロスするなど、
逆張り的なサインを出しています。
明日からの反発を期待するなら昨日と8月5日のギャップを埋めて
15,300円付近をまず目指せるかがポイントです。
■各市場の動き
日経:15,232.37 +72.58 7日
NYダウ(ドル): 16,443.34 +13.87 6日
ドル/円:102.38 – .42 -0.13円高 7日